2012-12-29

2.5インチのHDDケース

前回の報告「記憶媒体の半導体化」後から触っていると、「Mac mini mid 2011」に、SSD(240GB)を外付けの3.5インチHDDケース入れて操作すると、内蔵のHDDより動作がキビキビして来たのが体感できた。もはや、内蔵のHDDには戻りたくない!!!

とは言え、 「Mac mini mid 2011」には外付けの3.5インチHDDケース(#2,#3:林檎派 Macbeth Cpmmbo2)が2台が在り、さらに3台目を増やしたくない。なお、「iMac late 2009」には外付けの3.5インチHDDケース(#1:林檎派 Macbeth Cpmmbo)を使っている。

で、秋葉館で外付けのFireWire 800の2.5インチHDDケースを探すと、
が見つかった。ただ、これまでのものとチップ・セットが違うので、起動ディスクになら無い可能性もあるが、iMac, Mac miniでの運用経験ではまずは問題ないと感じたので、購入した。

ケースの大きさが感激的に小さいし、FireWore800では電源が要らないのは嬉しい。

図0a 4台の外付けHDDケース(銀色)
左より;
  1. Macbeth Cpmmbo, RGH35MC for iMac late 2009
  2. Macbeth Cpmmbo2, RGH35MC2 for Mac mini mid 2011
  3. Macbeth Cpmmbo2, RGH35MC2 for Mac mini mid 2011
  4. Macbeth mini 800II, RGH25MM82  for Mac mini mid 2011
図0b 「Macbeth mini 800II」拡大。電源入力が無い!
最小限のインターフェイスが善いが、材料(アルミ量、端子)が下がった分、もう少し値段もさげて欲しいかな。

「Macbeth Mini 800II」での「Xbench 1.3」結果は、
図1

前回の「Macbeth Combo」の結果を比較の為に再掲すると、
図2
 である。

何度か測定しても、 「Macbeth Mini 800II」は明らかに「Macbeth Combo」より速い。ここらは素直にチップ・セットの進化を反映していると思われる。

当面、 SSDを「Macbeth Mini 800II」に乗せて運用経験を積んで、納得したら、内蔵HDDを換装したくなってきた。

その後、年末の休みのときにSSD関係を動かしたり、検索したりして、2台のSSDを内蔵にするべしと考えて、「Apple サポート コミュニティ」の「Mac mini」で質問して、漸く実装が成功し、「Time Machine」によるバックアップも開始した;

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この記事の履歴
  1. 開始 2012-12-29  (土) 14:30 
  2. 累加 2013-01-13  (日) 17:12  Mac mini (mid 2011)のhdd換装

2012-12-25

記憶媒体の半導体化

最近体調が回復して来たので、半年ぶりに秋葉原のドスパラに出向き、「Time Machine」用にSSDを購入しにいった。これを購入した後、「Mac mini mid.2011」のSDカードに最適な素子の論議をしたら、丁寧に説明してくれたので、急遽購入した。
  • SSD: Intel Solid-State Drive 335 Series, 240GB
    • 15.48k円
    •  秋葉館の外付けHDDケース:Macbeth Combo, RGH35MC (FireWire 800)
    • 後から気がついたが、ドスパラよりアマゾンの方が安かった。
  • SD Card: KingMax SDXC pro max, Class 10+, 64GB
    • 5.98k円 
    • 永久保証と書いてあるボール紙には;
      • 読み込み最大速度: 55MB/s
      • 書き込み最大速度: 30MB/s

という訳で、漸く我が家でも「記憶媒体の半導体化」が始まりました、遅いっ。 

兎にも角にも、「Xbench 1.3」で、内蔵HDD, SDD, SDXCのベンチマークを測定してみた;


図1 内蔵HDD 500GB


図2 Intel SSD 240GB


図3a SDXCを2つのパーティションに分けた、一つ。


図3b SDXCを2つのパーティションに分けた、他の一つ。


 これらのScoreを表に纏めた。外付けSSDが快調なので、起動時に「⌘R」で「OS X Utility」→「Disk utility」により、内蔵HDDから外付けSSDへRestoreをして4列目に追加した;



此の結果;
  1. SSDは予想以外に善戦し、Sequentialでも内蔵HDD(500GB, 5400rpm) と良い勝負だ。Randomだと圧倒的に速い。
    1. ただ、ディバイスはFormatしただけで真っ新なので、使い込んでからどうなるのだろうか?
    2. 容量1TB, 価格10k¥のオダーでHDDの息の根が止まるのでは?
    3. 参考サイト2に依れば、同じ「Mac mini mid.2011」の内蔵HDDをSSDに換装した場合と比較すると、概ね半分のスコアである。
    4. 実際に、内蔵HDDをSSDに出してみるた。気のせいか短時間で起動した。無音なのが善い。しばらく使ってみよう。
  2.  SDXCも頑張っていると思う。重要なファイルの一時的バックアップには十分につかえる。
    1.  時間経過とともに、SDXCの高速化、大型化、低価格化が進めば、十分な戦力が期待されよう。
    2. 恐らく最大転送速度はあと2倍位のカードがあるので、どうなるか?
    3. 問題は信頼性か。

参考サイト;
  1. SDHCカードをLionの起動ディスクとして使う  
  2. Mac mini (Mid 2011)+SSDベンチ。Lion起動が約13秒に!

関連記事
  1. 2.5インチのHDDケース

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  1. 開始 2012-12-25  (火) 14:39 
  2. 追加 2012-12-29  (土) 14:52 関連記事



2012-12-07

図書紹介#020:「Unix for OS X Mountain Lion」

amazon.co.jpでkindle版の「Lion」関係の資料を眺めているうちに見つけた。で試しに購入した。すると、O'REILLYに登録すると、PDF版が$5で購入できるとあったので、試しに登録してみた。

取り敢えず、比較の為に両者を並行して動かしてみた;

図1 左:Kindle版、右:PDF版
 流石、表紙については、良く似ている。しかし、文章部分に入ると随分印象が違う。

当方は、現在「Lion 10.7.5」で「MagikTrackpad」を標準のLionモードでつかっている。また通常のマウス(ホイール付き)を 「MagikTrackpad」と同様につかっている。

PDF版については、ごく自然に使えているが、どうやらKindle版では;
  • スクロールが 逆
  • ページ毎にどかっと移動
  • 動作が鈍い
といった具合で、使いにくい印象をもった。

小説の系統では、連続的にみるのであまり問題にならないかもしれませんが、理工系の資料では、どうしても部分的に行ったり来たりしながら読む機会が多いです。其の意味で、ユーザ・インターフェイスの設定は,先行しているPDFに合わせてもらいたいものだ。

それとも、Kindleのハードウェアで見れば違うのかなぁ?

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  1. 開始 2012-12-07  (金) 12:20

2012-11-26

Kindleの値段

Kindleの練習中である。慣れるに従って、電子版の手軽な点や辞書を気楽に使える点などに気づく。他方、紙版の持つ俯瞰性や書き込みの容易さなどのいい点に今更ながら驚く。

そして、気になるのは「値段」が高すぎるのではなかろうか。「紙」という重量物が無いというのは、運搬コストが極端に低いし、「紙の値段」もない。にも拘らず、「紙版」の半額程度の価格設定は暴利ではないのか。逆に言えば、教科書や参考書など向けの「紙版」を不当に圧迫するのではなかろうか?

従って、「電子版」の利益の一定部分、例えば15〜30%ほどを全世界的にプールして、「紙版」への助成資金にするようなルールを作っては如何か?

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  1. 開始 2012-11-26  (月) 18:10

2012-11-23

「Kindle for Mac」を動かしてみた

最近アマゾンで、興味ある図書が立て続けに「Kindle版」と表示してあったので、Kindleに興味を持った。何はともあれ某サイトで利用者の方々からご意見を頂戴した。そこで「Kindle for Mac, Version 1.10.3(40286)」を 「App Store」からダウンロードして入れてみた。なお、
  •  Mac mini, mid 2011, Lion 10.7.5
登録するのに使い慣れた「amazon.co.jp」のIDとPWを使うと撥ねられる。はたと気づいて「amazon.com」のそれに替えてみると、登録できた。

次にログインしてHelpを見ると、トップに「Consolidate your libraries and manage them from the Amazon.co.jp kindle Store」とあったので、英語の不得意な者として、素直に従った。

初にめのうちに、てっきり「Kindle for Mac」からアマゾンにアクセスしてデータをダウンロードするものと思い込んでいたし、調べと判らなかった。気分転換の為にiPhone;
  • iPhone 4S, iOS 6.0.1
にも「Kinde for iPhone」を入れてみた。やはりiPhine版でもアマゾンへのアクセスはない。そこでブラウザかアマゾンに入るとなんと,購入欄に;
  • 〇〇's Kindle for Mac
  • 〇〇's iPhone
が出るようになっていた。そこでMacからサンプル(漱石のぼっちゃん)を入手しようとするも駄目。iPhone用では入手でき、極小フォントながら見えた。

で、トライした結果、Mac版では日本語の電子本が入手できないらしいっことが判った。取り敢えず「Lern Excel 2011 for Mac」と言う紙媒体の本を持っていて、ざっと拝見した事があるので、それを入手して紙媒体と比較する事で、「Kindle for Mac」の使い方を探求しやすくなると考えた。

其の時の入手の経過を具体的に示します;

図1 amazon.co.jpでの例。
図1では、
  •  「1-Clickで今すぐ買う」のしたに「〇〇's Kindle for Mac」が見えている。
  •  その下の無料サンプルの項には、「〇〇's iPhone」が見えている。
  •  どやら、これらが出るにはタイムラグがあるらしい。
    • 其処らについては、メールで簡単に連絡して欲しいぞ。
図2 紙媒体とKindleとの比較

図3「About the Author」の比較。

この図3では、
  • 写真は同程度の大きさだが、フォント・サイズは明確に違う。
    • 老眼には、読むのが楽で嬉しい。
  • 左のペインのフォント・サイズは固定のよう。残念だ。 
    • 老眼でも左ペインの操作を楽にして欲しいなぁ。


 実際に、中身を読んで、紙媒体との比較をする予定です。ノウハウが判れば報告したいですね。

なお、紙版に比べて 「用紙代」「流通コスト」「出版のリスク」の負荷がないのに、値段が高めではないか? 紙版の1/3 ~1/4ではなかろうか。

【追伸:マニュアル】
【追伸:キーボード・ショートカット】
  1. 左のペインを広く・狭くする:「⌘L」
  2. フォントの縮小・拡大:「⌘-」・「⌘+」
  3. 表などの構造が判らなくなった:兎に角「縮小して大掴み」する。紙版を見る。
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此の記事の履歴;
  1. 開始 2012-11-23  (金) 13:40 
  2. 追加 2012-11-23  (金) 19:05 追伸:マニュアル
  3. 追加 2012-11-26  (月) 13:53 追伸:キーボード・ショートカット
                                            1. 追加 

2012-11-14

図書紹介#019:「Learn Excel 2011 for Mac」

MacのExcel情報は極端に少ない。はたと気がついてアマゾンで洋書を検索して出て来たのがこの本である;
  • “LearnExcel 2011 for Mac”
    • by Guy Hart-Davis
    • Apress
    • ISBN-13(pbk): 978-1-4302-3521-7
 税込みで「2276円」であるが、インデックスも含めて全ページ465である。ただ、重量は1129grもあるので、寝ながら読むのは辛い。

取り敢えず、知りたそうな項目をざっと見たが、網羅的に説明がある。日本の解説本とはだいぶ雰囲気が違う。心理的に余裕ができたような気がする。

電子版; ISBN-13(elrctronik): 978-1-4302-3522-4;も在るようだ。あとで調べてみたい。ああ、紙版は思いから電子版も在るのかな?
  • けど、「(Kindle版 -2011/3/23)」でした。


取り急ぎ、報告まで。


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  1. 開始 2012-11-14  (水) 19:50

2012-11-12

MacのExcel2011での「使いそうなキーボード・ショートカット」

「Excel for Mac 2011」の操作に慣れて来たので、使うと便利そうなキーボード・ショートカットを『Microsoftのサイト、ページの一番後に引用』を参考に、以下に纏めてみた。

-->
機能 略記 詳細表記
セルの書式設定 ⌘1 (command)+1:one
セル内の行末にカーソルを移動 ^U (control)+U
セル領域のクリア ^B (control)+B
セル内での改行 ⌥⌘⏎ (option)+(command)+(return)
セルに入力できる関数一覧 ^A (control)+A
コメント入力 ⌘⇧N (command)+(shift)+N
名前の定義 ^L (control)+L
名前の作成 ^⇧F3 (control)+(shift)+(F3)
ハイパーリンク ⌘K (command)+K
数式の参照形式をトグル ⌘T (command)+T
     
太字 ⌘B (command)+B
左揃え ⌘L (command)+L
中央揃え ⌘E (command)+E
右揃え ⌘R (command)+R
インデント解除 ⌥^M (option)+(control)+M
インデント ⌘⇧M (command)+(shift)+M
罫線の消去 ⌥⌘- (option)+(command)+-:minus
外枠罫線 ⌥⌘0 (option)+(command)+0:zero
     
元に戻す ⌘Z (command)+Z
直前の操作を繰り返す ⌘Y (command)+Y
カット ⌘X (command)+X
コピー ⌘C (command)+C
形式を選択してペースト ⌥⌘V (option)+(command)+V
→ 自分で定義を追加
「ClipMenuのペースト」が優先 ^⌘V (control)+(command)+V; 
→定義が取れない。
     
ズーム ^⌘w/s (control)+(command)+(wheel/scroll)
     
作業中のシートを計算する ⌘⇧= ⌘+shift+= (テンキー)
     
行を非表示にする ^9 (control)+9
非表示の行を表示する ^⇧( (control)+(shift)+(:left-paren
列を非表示にする ^0 (control)+0:zero
非表示の列を表示する ^⇧) (control)+(shift)+):right-paren
     
現セルと同じ行または列で、データが入力されている先頭または末尾のセルまで選択範囲を拡張 ^⇧Arrows (control)+(shift)+(方向キー)
アウトライン記号のトグル ^8 (control)+8
     
マクロのダイアログ・ボックスを開く ⌥F8 (option)+F8
VBEのトグル ⌥F11 (option)+F11
     
グラフ・データの選択 ⌥⌘D (option)+(command)+D
グラフの移動先シート ⌥⌘S (option)+(command)+S
     
[ジャンプ] ダイアログ ボックスを表示 ⇧F5 (shift)+F5
参考:Excelのショートカット・キー    
なお、自分で定義を追加する場合、
  • Excelのメニュー・バーから「ツール」クリックし
  • ドロップダウン・メニューから「ショートカット・キーのユーザー設定...」をクリックして入る。
    • 事前に定義されている設定は削除できないが、
    • 追加の定義は可能でした。
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  1. 開始 2012-11-12  (月) 18:29
  2. 修正 2012-11-14  (水) 19:30 
  3. 修正 2012-11-15  (木) 19:16
 

2012-11-11

MacのExcel2011でユーザ定義関数を気楽に使う

最近、MacのExcelに慣れる為に「立方体の2次元射影図」を書く関数群を書いている。その参考書としては、Windows向けの;
  1. Excelの極意4 VBA
    • 早坂 清志・著
    • 毎日コミュニケーションズ, 2011-09
    • ISBN: 978-4-8399-3773-7
  2.  Excelの極意1 関数
    • 早坂 清志・著
    •  毎日コミュニケーションズ, 2010-12
    •  ISBN: 978-4-8399-3766-9
  3.  Excelの極意1 効率アップテクニック
    • 早坂 清志・著
    • 毎日コミュニケーションズ, 2011-09
    • ISBN: 4-8399-1476-1
  4.  Excelの極意2 グラフ
    • 早坂 清志・著
    •  毎日コミュニケーションズ, 2011-02
    • ISBN: 978-4-8399-3767-6
  5. ひと目でわかるExcel for Mac 2011
    • 阿部 香織・著
    • 日経BP, 2011-03
    • ISBN: 978-4-8222-9446-5
などで調べていた。

そろそろ関数の準備も済んだので、これらの関数群をユーティリティとして登録したくなった。「VBA」のp34に「1-06 いつでも使えるマクロを作成したい」という項目で;
  • 関数群を定義したファイルを「PERSONAL.XLSB」として保存し、
  • 「XLSTART」というディレクトリに保存。
とあるが、 「XLSTART」というディレクトリはMac版では存在しなかった。

ふと「関数」のp250に「10-09 オリジナル関数をアドインファイルにしたい」という項目で
  • 関数群を定義したファイルを「*.xlam」として保存し、
という説明を見つけた。前回の報告でアドインを探したので、この系統のファイルはOffice2011のディレクトリのどこかにあると思い、「/Applications」ディレクトリいかを検索した;
u1@div-mmX74:/Applications $ find . -name *.xlsb
u1@div-mmX74:/Applications $ find . -name *.xlam
./Microsoft Office 2011/Office/Add-Ins/Solver.xlam
 
まさに、「Solver.xlam」があるし、それは「Excelのメニュー・バーのツール → アドイン」で確認することができるのだ。

そこで;
  1. 必要な関数群をエディタ(TextWrangler)にコピーしておいて、
  2. 新しいExcelファイルをひらき、その標準モジュールに関数群をペーストした
  3. そのファイルを「Original.xlam」として「~」の配下に保存した。
  4. それを「Solver.xlam」のあるディレクトリにファインダーでコピー。管理者のPWを要求されるので入力。
其の結果;
図1 ExcelのAdd-Insに「Original.xlam」が追加された。
 これでExcelのアドインの設定で「Original.xlam」をアクティヴにする;
図2 Excelのメニュー・バーの「ツール」→ 「アドイン」を選択。
なお、「Original.Xlan」をテェックし、訳の判らん「Solver.Xlam」のテェックを外した。

そこで徐に、開発リボンをクリックし;
図3 「エディター: VBEditor」をクリックして「プロジェクト」を開く。
注意して欲しいのは、
  • 先頭に「VBAProject(Originals.xlam)」が含まれている。
  • そのモジュール(Module1)を右クリックすると、
  • 確かに関数群が読み込まれている。

これで、データ処理が気楽にできる環境が整ったようだ。しかし、Macユーザを小馬鹿にしたような話ではあるなぁ。


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  1. 開始 2012-11-11  (日) 22:50 
  2. 修正 2012-11-26  (月) 14:35 図のコメントを短くした。

2012-11-10

図書紹介#018:「Excelで学ぶ基礎物理学」

「Excel for Mac 2011」を使いだしているが、Mac版については設定についてあまり良い参考書がない。Windows版については多くの参考書があるものの、事務関係の説明が多くて今一よくわからない。インターネットでも「Excel for Mac 2011」については空白地帯のようだ。

と、文句を言っているうちに「理工系」の参考書ならば事情が違うのではないかと思い、図書館で検索した所、今回ご紹介した図書があった;

  • 「Excelで学ぶ基礎物理学」, Excel 2010/2007対応版
    • 山本 将史・著
    • オーム社, 2010-07
    • ISBN: 978-4-274-06812-6
この本の「付録A Excelの基本操作」のなかの「A.4 Excelの関数」には;
  • 表A.4-1 数学/三角関数一覧
  • 表A.4-2 エンジニアリング関数一覧
が収録されている。どうせMac版には上記の関数が全て乗っていないと思っていたのですが、どうやらフルに装備されているようです。

そこで関数やマクロの設定を丁寧に見てみました;

図1 リボンの数式から参照をクリック

図2 エンジニアリング関数も組み込まれている!複素数演算ができるようだ。

図3 Excelのメニュー・バーからアドインを選択すると;
図4 ここには分析ツールはないし、エンジニアリング関数もない。「Solver.Xlam」というのが在ったから、チェックを入れてみた。

線形代数のアドインなど無いものだろうか?


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  1. 開始 2012-11-10  (土) 13:30

2012-11-07

MacのExcel2011で多重系列の散布図を作るメモ

「Excel for Mac 2011」で散布図を作る時に、データ系列毎に、色やマークを替えたり、横軸の値を系統毎に設定できると嬉しいと思うようになった。そこで簡単な事例で確認したので、忘れる前に書き出して置くことにしました。

先に作ったサンプルを示します;
図1サンプル
ちなみ、
  • 縦軸Y1は正弦関数、横軸X1。
  • Y2は余弦関数*指数関数exp(-kx)、横軸X2で独立に設定。
  • Y3は正弦関数*(1-exp(-kx)) 、横軸移動。横軸X1の一部を共有。
  • Y4は2次関数。横軸X4で独立に設定。

このグラフでは、四つの系統(Y1, Y2, Y3, Y4)について;
  • それぞれの系統毎に「色分けやマーク」が出来る。
    • 系統毎の表現が干渉しない。
    • 行方向に系列を入れておくと、データの挿入・削除で 「色分けやマーク」の設定が変化してしまう。
  • 系統毎に、プロットの開始&終了の横軸値がバラバラに設定できる。
    • 非周期的なデータ群を扱いやすくなる。
  • 系統毎に、プロット間隔もバラバラに設定できる。
    • 特殊な図形の作図が可能になる。
  • 系統毎の制御性や保守性が向上する。
    • 系統毎に列方向に配置するので、作成が楽。
    • 系統毎の表示のオン・オフが対応する縦軸データの表示・非表示で処理できる。
を実現できるのが自慢です。

具体的に、グラフを操作した結果を示します;

図2 グラフとデータ
 ここで、青い色の項目「X1」は「系列Y1、以下(Y1)」と「(Y3)」の共通横軸です。以下にグラフの「系列毎のデータ」をクリックした時の領域のハイライトを見てみます;

図3 系列 Y1 のハイライト
図4 系列 Y3 のハイライト

図5 系列 Y2 のハイライト。(X2,Y2)ペア

図6 系列 Y4 のハイライト。(X4,Y4)ペア

 この様な設定に持ち込むと、系統毎のプロットの表示/非表示が簡単にできます;

図7 (Y1)の非表示:「D列」を非表示にした。

図8 (Y4)の非表示:「23〜35行」を非表示にした。

図9 (Y2, Y4)の非表示:「I列」を非表示にした。
 行と列との非表示組み合わせも使えば、かなり自在に表示コントロールが出来るのは言うまでもないが、混乱しやすいので、あまり行方向に系列を入れ込まない方が安全だし、データ領域を追加するとき、手軽にできる。あまり幅が大きくなってきたら、別のシートに移す方が良いかも。

具体的な設定を説明する;

図10 グラフをクリック。「右クリック」して、プルダウン・\メニューから「グラフ データの選択...」を取る。
図11 (Y1)の設定。メインなデータを意識して、2〜300行までの設定にしている。
図12 (Y3)の設定。(X1)の一部を共有している。補助データ(縦線)などの表示を想定。

図13 (Y2)の設定。補助の水平線(例えば、平均値、上限線)など。
図14 (Y4)の設定。補助の領域表示(例えば、設定範囲の幅広の線分)など。

 要は、
  • 『系列毎』に「追加や削除」をする。結局、データの保守が楽になる。
  • 『行や列毎』に (X, Y)を区切っておく。系列の表示制御が楽になる。複雑なデータの場合、一部のデータを非表示にして、見通しを良くして設定が出来る。
となる。

それにしても、「領域設定」に『領域の名前』 を活用できないのは不思議だ?


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  1. 開始 2012-11-07 (水) 23:07
  2. 修正 2012-11-08 (木) 11:37 

2012-09-29

「Calm Radio」の会員になったのだが......

BGMとして「Calm Radio」はなかなか善いが、宣伝部分が気になりだして、ついに年会員登録をした。

で、早速「iTunes」にも登録した;


「Bit Rate」が192kbpsで安定しているので聞き応えはあるので嬉しい。ただ「Name」にはすべて「CALMRADIO.COM」がゴテゴテに付き、其の上に「Genre」が奇妙;
  • BACH: Unspecified
  • CHOPIN: Classical
といった案配である。で、これらを手動で書き換えてみたが、それをクリックしてストリーミングを動かすと、上記の表示に戻ってしまうし、チャンネル毎のアイコンも付けられない。

そこで、ブラウザ(Safari)で「Calm Radio MultiMix」というの開くと;



を保存すると、.webarchiveというファイルが出来てくる。これを聴きいチャンネルに毎に作成し、そのファイル(.webarchive)のアイコンを「Calm Radio」でのアイコンをコピーして来て、それをファイル(.webarchive)の情報を見るのアイコンをクリックしてペーストした。其の結果、「CalmRadio」というディレクトリが次のようになり;


 壮観で楽しいし、気のせいかiTunesよりも感じがいいのは不思議だ。

ただ、気楽に他のチャンネルをクリックしてしまうと、各チャンネルが重なってしまい、慌てしまう。 面倒でも、聴いているチャンネルを閉じてから次のチャンネルを開かないといけない。

こんな事ならば、ダッシュボードでのwidgetでもないかと思い探したが意外と無い。iPhone経由のAirPlayの方が速いかも。

私の場合、チャンネルの合成は不要なので、もう少しシンプルなwidgetがあればいいのですがね......。


【追記】
  • 昨晩、上記の.webarchiveによりBGMとして連続使用していると、音がカクカクしてきた。
    • 「Activity Monitor 」で見ると、「Network, data」で25kbpsで安定せずに、スパイク上に高くなっている。レートを「High」→「Middle」にすると安定する。その他、CPU負荷、メモリの消費なども問題ない。再度「High」にしても問題なかった。
  • iPhone 4S(iOS6.0[10A403]で、「Calm Radio 5」があったので、入れてみた。こんな感じのwidgetがあれば嬉しいのだが。
    • そういえば、体調を崩す前に購入したAppleTVを動かすのも一法かも。

【関連記事】


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この記事の履歴
  1. 開始 2012-09-29  (土) 21:55 
  2. 追記 2012-09-30  (日) 14:43 【追記】
  3. 追記 2015-08-22 (土) 13:16 【関連記事】




2012-09-20

「root」でログインって?

アップルのサポート・コミュニティで興味深い論議;
を拝見した。以前、雪豹のころ同じ事をしたかったのに出来なかったので興味が湧いた。

でそのなかでアッップルの資料;
 があった。この記事は読んだだけでは理解しにくいので、取り敢えず、手慣れたLion環境で試してみた。以下に説明します。

自分の所では「tmutil」をつかったスクリプトを動かす為に「root」でログインする為に(suコマンドを打つ)、rootのpwが設定してあるので、すぐに「ルートとしてログインする方法」に行ったが、要領を得ない。 あれこれと触っているうちに、「Login Windows」から「アカウント名 root」でログインするのだろうと推定して、ログインできた!

確かに「suコマンド」で作業する時は、いつも緊張する。rootとしてFinder越しに操作できるのは、ちょっと気が楽だ。コマンド・ミスでつい大切なデータを何度お釈迦にして来た事か。まあ、逆になれてくるとFinder越しとはいえ、危険は高いから、自重しよう。

ちなみに、rootからログアウトする時に、アップル・マークのプルダウン・メニューからログアウトしようとしたが、出来なかった。「Activity Monitor」をみても挙動が変なプロセスも無い。 アップル・マークのプルダウン・メニューから「Force Quit」を実効しても変化無し。

アップルのテクニカル・サポートにお伺いしたら、実行プロセスをキーボード操作「(command)+Q」で終了させた後に、キーボード操作「(shift)+(command)+Q」によってログアウトをするようにとの助言をいただいた。確かにログアウトできた。なんと言う事だ。

そこでユーザ名変更のテストをしてみた。以下では「Dog」というアカウントを新設して、「Cat」というアカウントに変更する;

  1. 新しいアカウント「Dog」を管理者として作成。その動作を確認してログアウト。
  2. すべてのユーザがログアウトしているのを確認してから、アカウント「root」にログインし、
    1. Finderのメニュー・バーの「Go」で「/Users」に行き、
    2. そのなかの「Dog」を右クリックして、「Get Info」を開き、
    3.  「Name & Extension:」を開き、「Dog」とあるのを「Cat」に変更
  3. 「System Preferences/ Users & Groups」から新しいアカウント「Cat」を管理者として作成。
    1. 既にホームがあるのでそれを使うか、と聞いてくるので、はい、とする。
  4.  root をログアウトし、Catにログインできれば御目出度う。もし出来ぬときは、 下手に弄くり廻す前に、
    1. 「アップルのテクニカル・サポート」にお伺いを立てるか、
    2. アップルのサポート・コミュニティでご意見を戴くようにする。


この「ルートとしてログイン」は、評価できる改良だと感じますが......。


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  1. 開始 2012-09-20  (木) 11:05

2012-09-13

Finderで「~/Library/」の表示・非表示をトグル型で決めるスクリプト

「Mountain Lion」では;
  • Finderで「~/Library/」をディフォールトで表示(可視)に戻す
と思っていたが、Lionに続き、非表示(非可視) がディフォールトのままである。

でも、実際のチューニングでは;
  • 必要に応じて「Finderで「~/Library/」」を表示(可視)に戻し、
  • 必要が終了したら「Finderで「~/Library/」」を非表示(非可視)に戻せる
のが必要だろう。

実際に外付けHDDに 「Mountain Lion」をインストールしてチューニングしている時にコマンド「chflags nohidden ~/Library」を探すのをサボり、強引に操作;
  • 「Go /」によって「 ~/Library」を出して、それを左のペインにドラッグする時に、
  • 指が滑って 「 ~/Library」が「~/Downloads」にコピーされてしまった。
  • 慌てて、上記を見いだすまでに結構な時間が掛かった。
 以前、「非可視のファイル、『.』で始まるファイル」をトグル型のコマンドで制御したので同じように、
  •  「 ~/Library」の非表示(非可視)と表示(可視)とをトグル型で操作できるコマンド
を作ろうとしが、この場合のように現在のステータス「非表示(非可視)と表示(可視)」を
読むコマンド;
  • 「defaults read com.apple.finder AppleShowAllFiles」
のような方法が無いようだ。そこで自前で変数をファイルとして保持してトグル制御をつくる必要があった。出来たbashコマンド「swl」は;
#!/bin/bash

    ### echo $( basename $0 )

###############################################################
# "Lion"でも、"Mountain Lion"でも"~Library" はディフォールトで不可視。
# Appleの頑な態度には重要な決意が見られそうだ。
#
# 従って、トグル型の"~Library"の可視/不可視スクリプトを作ってみた。
#
# 名称:swl (togle SW for ~/Library/)
#
# 制作: 2012-09-12 by mNeji
###############################################################

#set -x # for DEBUG


# ファイルの存在チェック
myD="$HOME/bin" ### このbashスクリプトを置くディレクトリに書き換える。

cd "$myD"
    ### echo "pwd=`pwd`"
myF="LIBRARY_SHOWN"     ### $myDの基に、自動的にこのファイルが作られて、前回の表示が保存されている。
    ### cls=`ls "$myF"`
    ### echo "cls=$cls"
ck=`ls $myF |grep $myF`
    ### echo "ck=$ck"
if [ "$ck" = "" ];
then
    LS="off"
else
    LS=`cat $myF`
fi

    ### echo "previous LIBRARY_SHOWN =$LS"

if [ "$LS" = "off" ]; then
    chflags nohidden ~/Library
    next_show=on
    next_status=VISIBLE
else
    chflags hidden ~/Library
    next_show=off
    next_status=IN-VISIBLE
fi

    ### echo "    post LIBRARY_SHOWN =$next_show"

    ### echo "next_show=$next_show"
    ### echo "myF=$myF"


set +o noclobber
echo "$next_show" > $myF
set -o noclobber

echo $( basename $0 ): ~LIBRARY/ is $next_status in the Finder.


となった。

実際のトグル結果を「Finder」と「Terminal」での二つのモードを示します;

~/Libraryの非表示(非可視)状態

~/Libraryの表示(可視)状態

ターミナルで「swl」を打つ毎に、この2つの状態間をトグルします。

本来ならば、「Finder」の設定ボタンでこのような表示設定を必要に応じて決める事が出来るべきではないのだろうか。


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  1. 開始 2012-09-13  (木) 00:19


2012-09-10

山獅子さんの導入テスト

最近、食事を低糖質食に替えているので、食事毎にiPhoneのアプリ「食品標準成分」で調べて摂取糖質を事前予測して摂食している。言うならば、フィード・フォワード型の血糖値制御をしている。で、ジャムを低糖質のタイプにしているが、メーカとか種類で結構、糖質含有量が違うので、Macの*.numbersに表として作成して見ていた。ある時、iPhoneのnumbers.appを入れてみたらと思いつき、入れてみると大変便利。食事時にはiPhoneだけでフィード・フォワードが達成できるのだ!

そこで「Apple サポート コミュニティ」で「iPhone4SとMacとの連携をスムーズにしたいという質問」をしたところ、結論は、
  • 両者にiCloudを導入し、
  • Macで「Mountain Lion 10.8.1 : 山獅子」にアップグレード
という事だった。雪豹10.7.4までは、混乱無くアップグレードできた。がしかし、獅子10.7以降は、何か良くわからないまま雪豹から獅子に書き換えられたりして、 なにか納得がいかなかった。

今回は、時間的な余裕があるので、獅子→山獅子の移行に際して、クリーン・インストールをしたいと考えて、色々と検索をした。すると興味深い記事;
にであった。去年「Mac mini mid2011」を購入した時に、地震対策として千円ぐらいの「Transcend, SDHC 8GB」 を購入して、起動HDD間でデータの一時保存場所としてちょこちょこ使っているので、Xbench1.3でテストしたら;
となっていた。まあ、記事の例「SanDisk Extreme Pro 32GB」と比較すると、「Sequential Read」の項では、ファクター程度の違いとも考えられた。駄目元で、外付けHDDに山獅子をクリーン・インストールする方法を調べてみた。

SDに山獅子の起動型インストーラを作成する記事としては;
が判りやすかった。 ただし、この起動型インストーラを作成する為のツール、「Lion Diskmaker 2rc2」を入手しようとしたが、「Download Lion Diskmaker 2.0.1」とあり、アイコンもイラスト風の山獅子さんが緑色のUSBを咥えているいる絵になっていたので驚いたが、下のChangelogによるとアイコンも含めてこれで善いとのこと。

実際に掛かった所要時間を纏めておきますと;
  1. App Storeからの「Install OS X Mountain Lion.app  10.8.1」の購入
    • 約7分、4.37GB
  2. 「Serial Serveur」からの「Lion DiskMaker  2.0.1」のSDへのダウンロード
    • 15分、約3MB
  3. 外付けHDD(FW800)への「Lion DiskMaker  2.0.1」によるクリーンインストール
    • 準備動作に7分、自動再起動が行われてからインストールが起こる
    • 16分、約6.6GB
複数マシンのクリーンインストールにはこの方法が安心できるし、時間も短そうだ。この手法をOSX自体に組み込んで欲しい気がする。

緊急時対応に「SDXC 64~128GB」位を秋葉原に行く時に探してみようかなぁ。


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  1. 開始 2012-09-10  (月) 11:46







2012-08-18

10年ぶりのExcel 2011

最近は、表計算にはLibreOfficeのCalcがメインでしたが、参考図書が少なく、弱っていました。

ある装置のデータ処理に、「Microsoft® Excel, Mac 2011 or Windows 2007」 とあるので、調べると、
にあるように、
  • Mac上で直接に動作し、
  • マクロも動作するようですし、
  • 値段もNumbersの倍もしないようです。
となると、急に「昔取った杵柄」が恋しくなり、取り敢えず評価版をダウンロードしてみました。取り敢えず、32bit版の様ですが、3分ほどで入手できました。

リボン・インターフェイスというのは難しげでしたが、実際に使ってみると違和感ありませんでした。

まずはLion/v.10.7.4で様子を見てみます。山獅子さんでも使う事を考えて3ユーザの購入を検討しようかと...。

区の図書館で参考図書を検索すると、あっと言う間に、予約枠一杯になりました。LibreOfficeは勝てないよなぁ。まずは10冊程借りて、様子見してみます。

ショートカット・キーに付いては、次が判りやすい;


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  1. 開始 2012-08-18  (土) 09:57 
  2. 追加 2012-09-07  (金) 15:23 ショートカット・キー

2012-06-15

簡単なbashスクリプト: ユーティリティ・スクリプト

漸くBashの感じが掴めてきた。特に汎用性の高いファンクション群を纏めることで、再利用が効率的になると思った。

取り敢えず、次のスクリプト・ファイル、「$HOME/myBash/My_Utilities」を作成した。
#!/bin/bash

###################################################################
# 目的:このユーティリティ・ファイルに、小さな関数群を纏めておく。                     #
# 開始:   2012-06-14  (木) 10:00                                           #
###################################################################
#
#   要件: ~/.bashrcに、下記を追加する。
#            「. myBash/My_Utilities」
#            「myBash」は$HOMEの直下で$PATHが通っている。
#
#   使い方:
#           通常の関数としてコール
#           引数は個別の「利用」を参照。
#           作り終えたら、ClipMenu → my用語 →「関数説明の雛形」を用いて説明する。
#
###################################################################

#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
# My_Home #
#機能: show "Users home directory"
#利用:引数はなし。"$HOMO"と同じだった。;-P)
#       1) MyHome(ret)
#       2) cd `MyHome`
#
#効能: スクリプト中で「~」を使うと「/var/なんとか」に飛ばされるので。
#
#制作:
#   1) 開始 2012-06-14  (木) 10:42 by mNeji
#
#------------------------------------------------------------------------#
My_Home()
#------------------------------------------------------------------------#
{
    echo /Users/$( whoami )
}

#------------------------------------------------------------------------#


#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
# My_LogTouch #
#機能:    $HOMEの下のディレクトリ;引数のDirectoryName(無ければ作り);の配下に、
#       現在のタイムスタンプ名の.logをtouchする。
#具体例:
#       $MyLogTouch abc
#       $cd ~/ab
#       $cd ~/abc
#       $ ll
#       total 0
#       -rw-r--r--  1 u1  staff  0  6 14 18:22 2012-06-14-182257.log
#:
#依存: My_Date2
#
#制作:
#   1) 開始 2012-06-14  (木) 19:08 by mNeji
#
#------------------------------------------------------------------------#
My_LogTouch()
#------------------------------------------------------------------------#
{
# Usage: MyLogTouch DirectoryName
#   touch YYYY-MM-dd-hhmmss.log
#
# DirectoryName: Relative to $HOME
    #set -x
    local dn="$HOME/$1"
    #
    # Check and Make Directory $dn
    #
    if [ -d "$dn" ]
    then
        #echo "alredy exist $dn"
        :
    else
        # echo "not exist $dn"
        mkdir $dn
    ls -l $HOME | grep $1
    fi
    #
    # fileN
    #
    local fileN=`My_Date2`.log
    echo $dn/$fileN
    touch $dn/$fileN
    echo "---> touchd `ls $dn/$fileN`"
}
#
#------------------------------------------------------------------------#


#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
#
# My_Date #
#-----------------------------------
# 表示: "2012-06-15(金)15:48:03"
#
#-------------------------
#制作:
#   1) 2012-06-15(金)15:48:03 by mNeji
#
#------------------------------------------------------------------------#
My_Date()
#------------------------------------------------------------------------#
{
    date +'%Y-%m-%d(%a)%H:%M:%S'
}
#
#------------------------------------------------------------------------#


####################################################################
# My_Date2 #
#-----------------------------------
# 機能:# Output: "YYYY-MM-DD-hhmmss"
#
#-------------------------
#制作:
#   1) 2012-06-14  (木) 19:23 by mNeji
#
#------------------------------------------------------------------------#
My_Date2()
#------------------------------------------------------------------------#
{
    date +'%Y-%m-%d-%H%M%S'
}
#
#------------------------------------------------------------------------#


#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++#
# My_UtilsList #
#-----------------------------------
# 機能:
#       「~/myBash/MyUtilities」中の関数名だけの行をリストする。
##             関数名の定義として
##             行頭に、#,数字は無く
##             行尾に、()がついている 
#     
#------------------------
# 具体例:
#       $ MyUtilsList(ret)
#     
#

#-------------------------
#制作:
#   1) 開始 2012-06-15  (金) 00:38 by mNeji
#   2) 追加 2012-06-15  (金) 12:51 sort
#------------------------------------------------------------------------#
My_UtilsList()
#------------------------------------------------------------------------#
{
    cat $HOME/myBash/My_Utilities | grep \(\)$ | grep ^[^#] | sort
}
#
#------------------------------------------------------------------------#


#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
#

# 次のスクリプト予定地

#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
# Bashの立ち上げ表示スクリプト
#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++#
# ターミナル.appが開く毎に、.bashrcから呼びさされる。
# 制作:2012-06-15(Fri)16:04:31
echo "`My_Date`  Functions are ready at 'My_Utilities';"
echo "--------------------------------------------------------------------"
echo $(My_UtilsList |sed 's/\(\)..$/, /')| sed 's/,$/./'
echo "--------------------------------------------------------------------"

#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
#++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++#




#MyHome
#MyDate2
#MyLogFile abc
#test() grep \(\)$
#test()
#1abc()
#xyz()
なお、「.bshrc」に次の行を追加した;
# Read the MyUtiliteis directory within current shell
. myBash/MyUtilities
新しいターミナルを開き、動作の確認をした;
Last login: Fri Jun 15 16:11:40 on ttys006
2012-06-15(Fri)16:13:01  Functions are ready at 'My_Utilities';
--------------------------------------------------------------------
My_Date, My_Date2, My_Home, My_LogTouch, My_UtilsList.
--------------------------------------------------------------------
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $ My_Date
2012-06-15(金)16:13:17
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $ My_Date2
2012-06-15-161332
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $ My_Home
/Users/u1
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $ My_LogTouch abc
/Users/u1/abc/2012-06-15-161415.log
---> touchd /Users/u1/abc/2012-06-15-161415.log
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $ My_UtilsList
My_Date()
My_Date2()
My_Home()
My_LogTouch()
My_UtilsList()
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $
u1@div-mmX74:~ $
今後、関数群を製作する毎に、「$HOME/myBash/My_Utilities」に追加して、「$ My_UtilsList」コマンドで関数群のリストを出せる訳だ。

これらのユーティリティを使って当面の課題である「Time Machine」の手動バックアップ・スクリプトは書けそうだ。でもbashに突き進むより、zshやPythonに移行するのが善いと思えるようになってきた。

いずれにしろ正規表現は本腰をいれて練習をせねば...。


ーーーー
このポストの履歴
  1. 開始: 2012-06-15-01:22(JST)
  2. 修正: 2012-06-15  (金) 16:23



2012-06-11

簡単なbashスクリプト: タイムスタンプをペースト・バッファに入れる

キーボード・ショートカットの検索中に、「ペースト」関連を探索する際に「pbcopy」なるコマンドに出会った。コマンドの出力をパイプで「pbcopy」に渡すだけらしい。以前から欲しかったコマンドなので、「dateClip」というのを作ってみました;
#!/bin/bash

# dateClip: put 'formated-date' to clip-board(paste board)-V
#
# usage: dateClip(ret)
#        「(command)-(V)」
#
# 2012-06-11(月)20:50:00 by mNeji
#

echo -n `date +'%Y-%m-%d(%a)%H:%M:%S'` | pbcopy
 今のところ、ターミナルで「dateClip(return)」と打、必要なところで「(command)-(V)」でペーストします。GUIから簡単に呼び出せれば、面白そうなのだが...。現状では「ClipMenuの.js」の方が、使い勝手は良い。

ーーーー
このポストの履歴
  1. 開始: 2012-06-11-23:00(JST)


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