2012-09-13

Finderで「~/Library/」の表示・非表示をトグル型で決めるスクリプト

「Mountain Lion」では;
  • Finderで「~/Library/」をディフォールトで表示(可視)に戻す
と思っていたが、Lionに続き、非表示(非可視) がディフォールトのままである。

でも、実際のチューニングでは;
  • 必要に応じて「Finderで「~/Library/」」を表示(可視)に戻し、
  • 必要が終了したら「Finderで「~/Library/」」を非表示(非可視)に戻せる
のが必要だろう。

実際に外付けHDDに 「Mountain Lion」をインストールしてチューニングしている時にコマンド「chflags nohidden ~/Library」を探すのをサボり、強引に操作;
  • 「Go /」によって「 ~/Library」を出して、それを左のペインにドラッグする時に、
  • 指が滑って 「 ~/Library」が「~/Downloads」にコピーされてしまった。
  • 慌てて、上記を見いだすまでに結構な時間が掛かった。
 以前、「非可視のファイル、『.』で始まるファイル」をトグル型のコマンドで制御したので同じように、
  •  「 ~/Library」の非表示(非可視)と表示(可視)とをトグル型で操作できるコマンド
を作ろうとしが、この場合のように現在のステータス「非表示(非可視)と表示(可視)」を
読むコマンド;
  • 「defaults read com.apple.finder AppleShowAllFiles」
のような方法が無いようだ。そこで自前で変数をファイルとして保持してトグル制御をつくる必要があった。出来たbashコマンド「swl」は;
#!/bin/bash

    ### echo $( basename $0 )

###############################################################
# "Lion"でも、"Mountain Lion"でも"~Library" はディフォールトで不可視。
# Appleの頑な態度には重要な決意が見られそうだ。
#
# 従って、トグル型の"~Library"の可視/不可視スクリプトを作ってみた。
#
# 名称:swl (togle SW for ~/Library/)
#
# 制作: 2012-09-12 by mNeji
###############################################################

#set -x # for DEBUG


# ファイルの存在チェック
myD="$HOME/bin" ### このbashスクリプトを置くディレクトリに書き換える。

cd "$myD"
    ### echo "pwd=`pwd`"
myF="LIBRARY_SHOWN"     ### $myDの基に、自動的にこのファイルが作られて、前回の表示が保存されている。
    ### cls=`ls "$myF"`
    ### echo "cls=$cls"
ck=`ls $myF |grep $myF`
    ### echo "ck=$ck"
if [ "$ck" = "" ];
then
    LS="off"
else
    LS=`cat $myF`
fi

    ### echo "previous LIBRARY_SHOWN =$LS"

if [ "$LS" = "off" ]; then
    chflags nohidden ~/Library
    next_show=on
    next_status=VISIBLE
else
    chflags hidden ~/Library
    next_show=off
    next_status=IN-VISIBLE
fi

    ### echo "    post LIBRARY_SHOWN =$next_show"

    ### echo "next_show=$next_show"
    ### echo "myF=$myF"


set +o noclobber
echo "$next_show" > $myF
set -o noclobber

echo $( basename $0 ): ~LIBRARY/ is $next_status in the Finder.


となった。

実際のトグル結果を「Finder」と「Terminal」での二つのモードを示します;

~/Libraryの非表示(非可視)状態

~/Libraryの表示(可視)状態

ターミナルで「swl」を打つ毎に、この2つの状態間をトグルします。

本来ならば、「Finder」の設定ボタンでこのような表示設定を必要に応じて決める事が出来るべきではないのだろうか。


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  1. 開始 2012-09-13  (木) 00:19


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