キーボードの改造では、細かな部品を作る為の治具が欲しく成って来た;
使用中のバンドソーのテーブルのサイズ、200mm x 200mmをもとに、製図に使ったT型定規と工作に使うクランプとを探した。其の結果、使えそうな部品として、
結合部の拡大を図3に示します。
疑似テーブルとして厚さ12mmのパイン材にフェンスを装着して、ロック中の様子を図4に示します。
押しバネのバネ定数kは、図3dの右側の説明から、k = 1/15 kgf/mm で有る。バネを14mmに切断して、フェンスを装着するとバネは9mmに圧縮される。従って、クランプのラッチが解除されてもバネの圧縮は続くので、クランプ・バーに力、F;
実際に使った結果、
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- 平行性が高く;±0.2mm/200mmぐらい、
- 絶対精度も±0.2mm、
- 着脱が容易で、
- 固定時に設定がずれない。
図1a. 斜視図:リョービ・バンドソー(TBS-50) と自作フェンス。 |
図1b. 斜視図:リョービ・バンドソー(TBS-50) と自作フェンス。 |
使用中のバンドソーのテーブルのサイズ、200mm x 200mmをもとに、製図に使ったT型定規と工作に使うクランプとを探した。其の結果、使えそうな部品として、
- MKK 丸鋸定規スライドタイプ300mm MJH-300
- この商品のスケール面に対する直交面は、直交面より低く固定されているのが良かった。
- スリーアキシス(three axis) ラチェットバークランプ 300mm 14447
- フェンスを位置決めの為に左右移動させる時も、「丸鋸定規スライドタイプ300mm MJH-300」のスケールを、前後方向に平行に成る様に、バネを利かす事だった。
- 上記スケールに対して、「ラチェットバークランプ 300mm 14447」のバー一定の間隔で保持する事だった。
図2a. 斜視図:リョービ・バンドソウ(TBS-50) と自作フェンス。 |
図2b.上面図:自作フェンス。スケールとクランプ・バーの間隔6mm。 |
図2c. 左側図:自作フェンス。結合部a。完全に固定。 |
図2d. 右側図:自作フェンス。結合部A。スケールとクランプ・バーの間隔6mm。 |
結合部の拡大を図3に示します。
図3a. 斜視図: 結合部a。 |
図3b. 斜視図: 結合部A。 |
図3c. 図3bの逆側。 |
図3d. 押しバネの資料。購入先:東急ハンズ渋谷。 |
疑似テーブルとして厚さ12mmのパイン材にフェンスを装着して、ロック中の様子を図4に示します。
図4a. テーブルの下部から見上げた状況。 |
図4b. テーブルの 側面から、やや見上げた状況。 |
図4c. クランプの可動部分をロックした時の、接合部a周辺。 |
図4d. クランプの可動部分をロックした時の、接合部A周辺。レバー、解除ボタン、バネ。 |
押しバネのバネ定数kは、図3dの右側の説明から、k = 1/15 kgf/mm で有る。バネを14mmに切断して、フェンスを装着するとバネは9mmに圧縮される。従って、クランプのラッチが解除されてもバネの圧縮は続くので、クランプ・バーに力、F;
- F = k * バネ圧縮長 = 1/15kgf/mm * (14 - 9)mm = 0.33kgf.
実際に使った結果、
- 脱着・装着は、解除ボタンを押しながら、直ぐに出来る。
- 小型で、30cm程の木材なら、ノギスでみても0.2mm以下に揃っている。0.2
- 角度精度は、±0.2 / 300、と思われる。
- 絶対精度も、数回の調整をすれば、0.1mmに合わせることができる。
- 精度向上のノウハウとしては、「捨て切り」が大切なのを実感した!
- 「捨て切り」と「マイ・ターゲージ」との併用で、任意角度の切り出しも出来るのに今頃気がつきました。
- 日常の工作も、設計図に従って部品が出来てくるようで嬉しい。
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- 開始 2014-01-29-01:07
- 追加 2014-01-29-08:38
- 修正 2014-05-21-14:05 バンドソウ → バンドソー
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