キーボードの改造を始めて、すでに1年が過ぎた。最近はこれらの結果を多角的に検討している。この検討をするうちに;
なお,被験者(私)の身体特徴は;
に、私の右・「 L02 手長」と数mm長い写真が載っている。これを印刷して自分の右手と比較した所;
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この記事の履歴
- 私の手のサイズは平均よりも短いでは?
との疑問が出て来た。そこで「手のサイズ」で検索をすると;
という公開資料が有ったので,「素人でも計測し易い項目」に付いて実測して、平均値や標準偏差(σ)などと比較したので、報告します。なお,被験者(私)の身体特徴は;
- 身長: 173cm
- 利き手: 右
- 性別: 男
1「私の手の実測データ」と「対応する統計資料データ」との比較
2 「私の手の実測データと対応する統計資料データとの差分」を標準偏差の比として比較
3 「表2の標準偏差の比」のグラフ
- 左右の手で:
- 「手掌長第n指」が「第n指長」より有意に長く、
- 左右の「手掌長第n指」や「第n指長」では、右指(利き手)が系統的に左手より長い。
4 「第n指全長」のグラフ
- 左手母指全長は有意に短いが、
- 左手の他の四指全長は,ほぼ統計データの男子平均値全長と一致している。
- 右手の全ての指は、統計データの男子平均値全長より有意に長い。
5 結論
- 図4のグラフ:「第n指全長」では;
- 母指以外の四指では、平均値と同程度かそれ以上である。これを反映した工夫が望まれる。
- 母指では、
- 左・母指長が有意に短いが,これは左手の器用さの原因らしい。
- 右・母指長が平均値に近いが,屈曲性能が劣るようだ。
- これらについては、KeyRemap4MacBookでの工夫があるかも知れない。
- 図3のグラフ手掌部の長さが,指先の部分の長さより系統的に短いので;
- 母指以外の四指での屈伸運動が不利に成る可能性がたかい、
- これに対する対向手段を考えたい。
6 被験者の手のスキャン画像
左手 |
右手 |
- スキャン解像度 96dpi
に、私の右・「 L02 手長」と数mm長い写真が載っている。これを印刷して自分の右手と比較した所;
- 指の長さは何れの指の全指長も類似している。
- 私の「水掻」 が発達しているので、印象が違うようだ。
- 大きく違うのは「L03 手幅」でした。でも指幅は類似している。
7 感想
- 手を見ているうちに、「指関節のしわ」から指骨の長さを推定出来る様な気がして来た。これに基づいて、キーボードの最適形状をだせないだろうか?
- 右・母指の不器用なのは、指の先端部の関節(DIP関節) の動きが悪い為らしい。指のマッサージとか柔軟体操などを調べて見たくなった。
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この記事の履歴
- 開始 2014-04-10(木) 21:00
- 修正と追加 2014-04-11(金) 20:52 「5, 6, 7 」
- 修正 2014-04-14(月) 23:06 自分 → 私
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