【I 結果の図】
Figure 1a. Over view of handicrafts. |
Figure 1b. Side view: keys and rest-pads. |
Figure 1c. Top view of all keys. |
Figure 1d. Side view of the 1st column(left-most) keys in silhouette. Comparison of original and current setting. |
Figure 2.1 Inhibiting sound when a key is bottomed out. "Agathis sheets with thickness of 3mm are cut and stuck on the iron plate. |
Figure 2.2 |
Figure 2.3 |
Figure 2.4a Cutting device: Ryobi bandsaw TBS-50. The homemade fence currently constructed for two weeks is attached on the table. |
Figure 3a. Place all fingers of left hand at home position. |
Figure 3b. Place only left little fingers with A-key. |
Figure 3c. Fully open left hand. The red area make contact with the
palm rest-pad. The blue area do with the forearm-restpad. The sky-blue
area around the carpals make contact with nothing. |
【II 特徴の説明】
- 「第六行目キー」は見た目を良くするために、キー周辺に黒いアクリル板を付けたケースとした。この第六行目キーのケースをキーボード本体のケースにネジで固定しまして、拡張キーボードとした。
- 全てのキートップのスカート部分に、「底打ち音の低減」対策を施しました(Figure 2.1,2.2,2.3)。其の結果;
- 思わぬ効果として、「複数キーの同時打鍵時に、指の左右安定性の向上」が得られた。
- 今後、キー・ストロークを、4mm → 2mm、に挑戦したいと思う。
- 「掌レスト・パッド: palm rest-pad」を「第六行目キー」のケースにネジで固定しました。
- この掌レスト・パッドは、母指と小指の中手骨の遠位を保持する(Figure 3c)。従って掌レスト・パッドはキーボード操作時に細かく運動す為に必要な、「指骨群の屈曲や回内・回外運動」が安定的となる基盤だろうと、思われる。
- 「前腕レスト・パッド: forearm rest-pad」を「掌レスト・パッド: palm rest-pad」の手前に、稼働可能・固定可能にした。
- この前腕レスト・パッドは、Figure 3cに示されているように、「前腕の遠位部 〜 遠位手根皮線と近位手根皮線との周辺で、フラットな部位」保持する。其の為に、前腕の荷重が掌レスト・パッドに掛かるのを防いでいる。
- 前腕レスト・パッドと掌レスト・パッドとの間に「手根骨部分がスムースに入り込む」ように、前腕レスト・パッドの前後位置調整をしてから固定する。これにより、手根骨部分が外力を受けずにリラックスできる、というメリットがある。
- 四指の運指をスムーズにする為に、「キートップのエンベロープの円滑化」を目指した;
- 第二行目と第三行目のキートップは、180°回転して取り付けた(Figure 1.d)。
- 第一行目、第二行目、第三行目、第四行目、第五行目の全てのキートップは凹みを削って平坦とした。更に、指の回内、回外動作によりアクセスされるキートップの高さを嵩上げした(Figure 1.e)。
- なお、先に述べた『「底打ち音の低減」対策』のとき、無意識の指使いだと、「Qは左環指で操作」・「Pは右環指で操作」なのに気がついたので、此れに対応した。
- 小指は短い為に、指先の軌道半径も小さい。此れに対応して、キートップの高さを嵩上げした。
- 操作系のキーをキーボード中心に集約を目指した。「第六行目キー」に入れられなかったキーについて、
- リターン( ↩: return)、デリート(⌫: delete)、タブ(⇥)を入れる為に、第二行目、第三行目、第四行目の右手操作のキーを右に1列シフトした(Figure 1.c)。
- これらのキー操作は慣れるまでミスをし易かったので、白っぽいキートップにした。なお、2週間程で慣れた。
【III 纏め】
実際に工作を進めると、キー配置も大事だが、指の回内、回外動作に対応したキートップの高さの設定を見直したく成って来た。それにはMINILAは適当でないと思われる。今後、他の機種を検討したい。
他方、現在の改良MINILAについて、KeyRemap4MacBookによるリマッピングの改良に再度手を出そうと、楽しみにしています。
【IV 参考資料】
これらの工作では、何時もご厄介になっているhieroglypheさんのかもめーる通信の記事;
がとても参考に成りました。感謝感激雨霰です。
【関連ページ】
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この記事の履歴
- 開始 2014-01-17-02:10
- 修正 2014-01-20-09:44 Fig. 1e, "Blue: No correction" → "Blue: Small correction(1mm)"
- 追加 2014-01-29-01:14 関連ページ
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