2011-08-29

Mac mini (mid 2011)のキーボード,マウス,トラックパッド


iMacのキーボードは,
で紹介したように,「アップル・ワイヤレス・キーボード」の手前をかさ上げして使っている。

「Mac mini mid 2011」でも,使い始めはLion(10.7)だと,「Magic Mouse」や「Magic Trackpad」を認識しないので,Windousで使っていたUSBのマウスやキーボードを刺して使っていた。Lionのチューニング時には,単純な設定で暮らした;

データ整理の時には,iMacのキーボードのように手前を16mm程上げて,修飾キー「(command), (option), (caps lock ← control)」 との複合キーを安定して動かす事が出来るようにした。


全体的には,

と,通常のマウスとキーボードのコンビネーションが慣れていた。

ここ数日,マジック・トラックパッドを右において,インターネット上の小説を読むのに使ってみた。面白い事に,「スクロール」だけならば;

と,トラックパッドを半回転したほうが,指先を前方に出し易いことが判った。

残念なことに,「Magic Trackpad」のドライバーでは「スクロールの運動方向を正負換える」のは出来るものの,「マウス・カーソルの左右方向,上下方向を逆転」する設定は無い。従って,マウス・カーソルの制御では「Magic Trackpad」から手を離してマウスに頼るしかない。

そこで, 「Magic Trackpad」の半回転を戻して,手前を16mm程かさ上げして;




とした。これなら, 「Magic Trackpad」でスクロールも,マウス・カーソルも制御できるので,キーボードと「Magic Trackpad」&短めのパーム・レストでコンパクトな入力が出来るようになる。

一番善いのは,「アップル・ワイアレレス・キーボード」,「マジック・トラックパッド」の「電池・アンテナ・回路部分」が今の配置から手前のサイドに変更してくれる事である。指の動きが自然となり,

  • キーボードでは修飾キーの入力が安定的になり,
  • トラックパッドでは指の動きがスムーズになり,
  • パーム・レストも要らなくなる。

このように考えると,「マジック・マウス」の表面が;
  • 上に凸なのも使い難い原因
ではなかろうか。

アップルの周辺機器は折角いい部品に恵まれている;
  • ワイヤレス・キーボードの背の低いスイッチ
  • 軽快で小型のBluetooth回路
  • 静電容量型のタッチ・センサ
にも関わらす,硬直したデザインに固執しすぎて,指や腕の自然な動きから乖離して,頭の上だけのデザインに浸り過ぎではなかろうか。


【関連の記事】
  1.     キーボードとトラック・パッドの配置の実験 その2
  2. 「Magic Trackpad」操作時の手・腕の動作の特徴 その2

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このポストの履歴
  1. 開始  2011-08-29 (月) 02:40
  2. 追加  2011-08-29 (月) 13:34  
  3. 追加 2012-06-07  (木) 13:49  【関連の記事】


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