2013-04-27

シェルスクリプトをターミナル無しに実行するには

自分で書いた幾つかのスクリプトは、KeyRemap4MacBookのサポートによって、キーボードから直接起動したい。それについて、KeyRemap4MacBook-jpで、hisayaさんから高山さんのサイト;
をお教え戴いていたが、My flipped around Logicool Keyboard K811 with Logi...の工作に時間が取られて手が出なかった。

工作が一段落付いたので、このテーマに手を出す事にした。

初めてなので、高山さんの資料を読み、流れを頭にいれてから、[まとめ]サンプル・プログラム「FirefoxProfileManager.app.zip」に付いての説明書き;
  • このサンプルを落として、 core.sh と icon.icon を差し替えれば OK。
に従って、Finderでの「ドット・ファイル」の表示のトグルをさせる「dotf」というスクリプトのアプリケーション化を行った。

気を良くして、全部手動で書いてみたが、エラーが多くて閉口した。で調べると、
というアプリケーションがあった。これはただ直接呼べるアプリケーション化だけではなくて、「Status menu」からも呼びさせる様になるようだ。

そこで2つ作ってみたが、一勝一敗であった。まあ、段々と整備しよう;


実は、KeyRemap4MacBookから直接起動するので、アイコンは要らないのですが、初めて作ったアプリケーションなので、笑……。

その後、スクリプトのplatypusを使ったりしたが、使用条件が厳しそうなのので、シェルスクリプト型の支援を探したら;
にシンプルなスクリプト、mkshellapp.shが公開されていたので、それを元に、アイコンも付けるスクリプト、ss2appに改造させて戴きました;
 #!/bin/sh

#http://karukumac.blogspot.jp/2013/02/mac.html
# mkshellapp.sh - make application from shell_script
#
# ss2app: 2013-04-28(Sun) 20:02:07 by mNeji
#
# これからアプリケーションを作りたいディレクトリ、HOGEを作って置き、
# スクリプト、hoge.shと、其の画像アイコン、hoge.icnsをHOGEの中に用意する。
#  通常の画像ファイルを.icnsに変換するのは;
#   iConvertのオンライン・サービスが便利:
#      http://iconverticons.com/online/#
# TerminalでHOGEに移動して;
# 「$ ss2app hoge.sh 」を実行すると、
#        hoge.appが生成され、
#         hoge.sh,hoge.icnsはhoge.appの内部に移動する。


PROG=`basename $0`
USAGE="Usage: $PROG shell_script"

case $# in
1)  scr="$1" ;;
*)  echo $USAGE >&2
    exit 2 ;;
esac

app_name=`basename "$scr" .sh`.app
#app_icon="applcon.icns"
app_icon=`basename "$scr" .sh`.icns

mkdir -p "$app_name"/Contents/MacOS
mkdir -p "$app_name"/Contents/Resources


if [ -x "$scr" ]; then
    cp -p "$scr" "$app_name"/Contents/MacOS
    rm -f "$scr"
else
    echo "Error: $PROG: $scr is not found or not executable." 2>&1
    exit 1
fi

if [ -f "$app_icon" ]; then
    cp -p "$app_icon" "$app_name"/Contents/Resources
    rm -f "$app_icon"
else
    echo "Error: $PROG: $app_icon is not found." 2>&1
    exit 1
fi

cat << EOF > "$app_name"/Contents/Info.plist
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
  <dict>
    <key>CFBundleExecutable</key>
    <string>`basename "$scr"`</string>
    <key>CFBundleIconFile</key>
    <string>${app_icon}</string>
    <key>CFBundlePackageType</key>
    <string>APPL</string>
    <key>CFBundleSignature</key>
    <string>????</string>
  </dict>
</plist>
EOF

echo "$PROG: $app_name successfully created."


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  1. 開始 2013-04-27(土) 15:45
  2. 追加 2013-04-28(Sun) 20:36  mkshellapp.sh ss2app

2013-04-24

My flipped around Logicool Keyboard K811 with Logicool Mouse t400 and their common palm pad system

キーボード、K811廻りはApple組で練習していたので、手っ取り早く出来た。ところが、マウス、t400の操作性が、これまでに使った事の在るLogicool製品と大きく違い、それに適応する条件を見つけるのに手間取り、既に出来ているキーボード廻りに急遽付け足したので、難航した。
さて、マウス、t400の操作性の問題点を書き出しておくと、」
  • 指の長さ方向のサイズが小さいので、タッチ・ゾーン部分をスクロールしようとすると、マウス全体が動いてしまい易い。
  • かとって、本体にシッポを付けると安定化するが、見栄えも操作性もわるい。
  • 唯一、テーブルの縁に掌を付けて操作すると安定した。
そこで、トライ&エラーで回避法を見いだして、その実装をした。図0.aには前回試作した「Apple Wireless Keyboard and Magic Trackpad; both are flipped around」の下に図0.bとして今回試作した「Logiteck Keyboard, K811 and Mouse, t400; only K811 will be flipped around」を示す。マウスの稼働域はトラックパッドよりも大きいのが判る。

図0 前回試作と今回の試作の比較

図からは判らないが、Apple組は電池の部分が高く、机面から20mmあるが、Logicool組15mm程である。実際に手を置いてみると、威圧感は改善されている!電池の改良が進めば、10mm程になり、ますます使いよくなると思われる。

Logicool組の最新形状は;

図1 Logicool組の最新形状

それぞれの部分を説明する;
  • K811とt400に共通な木製パーム・パッド(Common parlm-pad for K811 & t400: woody bar)
    • キーボード操作中の掌を安定させ、指の位置取を容易にする。
    • キーボードとマウスとの右手の動きをガイドして、操作を安定化する。
  • K811のゴム製パーム・パッド(Parm-pad for K811: rubber)
    • 掌の荷重を分散して、疲れ難くする。
  • t400のスポンジ製パーム・パッド(Parlm-pad for t400: foam rubber)
    • マウス操作には、上腕の長軸についての回旋によって、前腕が右にスウィングする(自動車のワイパー運動に似ている)。
    • 従って、指先の位置は「キーボードのホーム・ポジション」よりも画面よりに動く。
    • この為に、共通な木製パーム・パッドよりも画面寄りで、右側に拡がるので、このスポンジ製パーム・パッドが必要と成る。
  • t400の高い摩擦係数を持つシート(highly-frictional sheet for t400)。
    • ここにマウスの左半分を乗せると、動きが抑制される。
    • 従って、安定的なスクロール動作ができる。
    • 長文のhtmlやpdfの閲覧が快適となる。
    • 実際の動きで、検討を重ねたい。
「t400の高い摩擦係数を持つシート」については、次の図2,3を参照下さい;

図2 マウスの左半分を乗せる、

図3 中指だけでスクロールを出来る。

なお、スクロールは上下方向が主であるが、左右方向も少しは動く。

これまでマウスを机面に置いただけで操作して来たが、操作性の向上の為に、マウス・パッドを検討してみたい。

これから、愈々、KeyRemap4MacBookによるK811の調整を始めたい。

————
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  1. 開始 2013-04-24(水) 19:21

2013-04-15

Logicool Bluetooth Easy-Switch Keyboard K811 & Keycap exchange

先日購入したLogocool製のマウスt400が Lion10.7.5で順調に動き出した。そこで、売り場でt400の近くにあったK811は作りが確りしてたので興味が出て来たので、アマゾンから購入した。もはや秋葉原よりアマゾンの方が安いのには驚かされるなぁ。

一日、ノーマルで使って見たが、中々であった。「Apple Wireless Kyeboard」と比較しても;
  • 傾斜が少なく、全体にフラット
  • キーキャップの四隅のRが大きいので、母指でファンクション・キーを操作する時に素敵。
  • キー・ストロークは「Apple Wireless Kyeboard」とほぼ同じ。キーキャップ間上の指滑りの感覚は少し良好。
  • 「1回の充電で10日使用化」とあるがバックライト切りでどれ程伸びるか? 充電し易いケースを考慮するべきだろう。
全体として、「Apple Wireless Kyeboard」の特徴を丁寧にトレースしているので、キーキャップの構造も大幅に変わっていないと思われたので、試しに「/」キーのキーキャップを外してみた。

図1a 「/」キーのパンタグラフと、キーキャップの爪に対する端子部。

図1b 「/」キーのキーキャップの爪


取り方は、左手で薄いヘラを持ち、キーキャップの上方から差し込み、軽く持ち上げる。右手の示指をスペースに入れて、軽く引き上げると「カッタッ」という音とともに「メインの爪が外れる」。そのままキーキャップを垂直まで引き上げて「サブの爪が外れる様に軽く捻る」。この時の音はしないようですが、安心して下さい。

図2 「M」キーのキーキャップを外し始める状況。
入れる時は逆のプロセス。注意するべきは、「サブの爪」は弱そうなので、軽い動き意識すること。

このヘラは、東急ハンズで買ったのですが「薄くて平面タイプ」が使いよかった;

図3a ヘラ正面図

図3b ヘラ側面図

図3c 製造元


で「my flipped around Logicool K811」の姿、図4a、と構想図(Ver.2.0)、図4b;

図4a 「my flipped around Logicool K811」, Ver.2.0.

図4b Flipp around Ver.2.0;構想図


取り敢えず、t400との共通パーム・レストのプロトタイプ。

図5 「K811+t400」の共通パーム・レストのプロトタイプ。


愈々、問題はK811の「2-key rollover問題」がどうなるかが運命を決める訳だ。私の推測では、Logitechは専業メーカの威信をかけて、Appleよりも劣化した規格での妥協はしないだろうと思っている。最低限でも同一のマトリックス配線を使っているのではないか。


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この記事の履歴
  1. 開始 2013-04-15(月) 15:14
  2. 修正 2013-04-18(木) 08:30  2key rollover → 2-key rollover、Logitechは専業メーカ
  3. 修正 2013-04-20(土) 12:43 typo

2013-04-12

マウスの世代交替とCursorSenceの導入

長年使っていたマウス(Logicool, G5 Revolution ??)不安定な挙動を示しだしたので、先日眺めていた「Logicool, Zone Touch Mouse t400」 を購入した。このマウスの特徴は;
  • スクロール用のホイールの替わりに小さなタッチ・パネル(Touch Zone)が着いている、
  • 側面がボート状の構造で、ゴムに縦溝が付いており、もちやすい。
  • 難点は、Macは保証対象ではないものの、こちらにはKeyRemap4MacBookという強力な味方があるので、怖くない。
ということで購入した。
取り敢えず、通常のマウスは動くので、ホッ。このマウスは見た目、2ボタンなのだが、タッチ・パネル自体が前後にボタンと成っている。このボタン挙動をKeyRemap4MacBookのEventViewerで眺めると;
  • その前方の2/3部分が「キーボードの⌘_L」で、
  • その後方の1/3部分が「マウス・ボタンのMiddle」となっている。
    • 不思議な事に、これを押すと画面中央に「黒い縦方向スクロール」らしきマークがです。このときマウスをうごかすと、高速なスクロールができる。やや速過ぎる感じも有るが、慣れの問題かもしれない。
で、KeyRemap4MacBookでxmlを書いた;
    <item>
          <name>my click buttons setting for Logicool Zone Touch Mouse t400</name>

          <item>
            <name>my Logicool t4oo</name>
            <identifier>private_Logicool_t400</identifier>
               <deviceproductdef>
                <productname>
                       my_Logicool_t400
                 </productname>
                <productid>
                    0x046d
                </productid>    
               </deviceproductdef> 
              
              <item>
                <name>forward-(2/3) part of touch zone:(⌘_L) to (LEFT)</name>
                <identifier>private_pointingbuttontopointingbutton_⌘_LtoLeft</identifier>
                <autogen>__KeyToPointingButton__ KeyCode::COMMAND_L, PointingButton::LEFT</autogen>
              </item>     
     
              <item>
                <name>backward-(1/3) part of touch zone:(MIDDLE) to (RIGHT)</name>
                <identifier>private_pointingbuttontopointingbutton_Middle2Right</identifier>
                <autogen>__PointingButtonToPointingButton__ PointingButton::MIDDLE, PointingButton::RIGHT</autogen>
             </item>  

              <item>
                <name>Right of Middle</name>
                <identifier>private_pointingbuttontopointingbutton_Right2Middle</identifier>
                <autogen>__PointingButtonToPointingButton__ PointingButton::RIGHT, PointingButton::MIDDLE</autogen>
             </item> 
          </item>     
    </item>

あとは使いながら、何がベストかを探してみよう。
さて、タッチ・パネルは、お世辞にも動きが悪い。確かにあまりホイールは興味が無い方だったので;

図1 System Preferences → Mouse

調べる内に、「System Preferences → Mouse & Trackpad」の下に在る「Mouse Options…」を思い出したので調節した;

図2a. System Preferences → Mouse & Trackpad
図2b. System Preferences → Mouse & Trackpad → Mouse Option…

でも、最早、限界! そこで検索すると、興味深いサイトに遭遇した;
自分の感じでも「移動速度が素直に上がらない」と感じていたので、「Cursor Sense ver. 1.1」を導入してみた。結果、大部感じが良くなった。面白い事に、「Magic Trackpad」のスクロールもキビキビしてきた。夫々は別々に指定できて;

図3a. Logicool t400.



図3b. Apple Magic Trackpad

である。
もう少し改善できそうだが、あとはタッチ・パネルへの指の接触の仕方にある種のアプローチがかる感じもする。

【追記】t400にも自然なスクロールを!

キーボード、「Logicool K811」との共通パーム・レストのプロトタイプを元にVer.2.1の材料を購入して来た。ちょっと息抜きに「 Apple Magic Trackpad」と「Logicool t400」とを同一の設定にしてみたら、t400のスクロール性能が自然になって来た。図4a,b.を参照。ただマウス・カーソルの細かな動きがフワッットし来た。一度、マニュアルを見ないと駄目かな。

図4a Logicool t400
図4b. Apple Magic Trackpad

【追記】CursorSenceのマニュアル?

御本家のサイト、CursorSence 、を探してみたが、「Disable Acceleration/Sensitivity」の記述が無いようだ。一度問い合わせてみるかな。
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この記事の履歴
  1. 開始 2013-04-12(金) 00:41
  2. 追記 2013-04-15(月) 23:02 【追記】t400にも自然なスクロールを!
  3. 追記 2013-04-21(日) 02:08 【追記】CursorSenceのマニュアル?

2013-04-07

スクリーンショット、tiffからpngへ変換

最近、「Excel for Mac 2011」で作成した大きい表を幾つも画像にして、ブラウザで見る事が多くなった。初めの頃は「⇧•⌘•4」のショートカットで大雑把に切り出していた。慣れるに連れて、より正確にする為に「/Applications/Utilities/Grab.app」のお世話になっているのだが、不思議と出力は「tiff」でありbloggerでは撥ねられるので、いちいちPreviewで読み込み「png」にexportしていた。

面倒なので、「sips」コマンドを用いて、変換するようにした;
 #!/bin/bash

# transform .tiff to .png in a current dir.
# exp. abc.tiff → abc.png(overwritten)

# 2013-04-07(日) 16:52 by mNeji


myTiffList=$(echo *.tiff)

if [ $myTiffList = "*.tiff" ]
then
    echo "$0 : no tiff in this dir"
    exit 1
fi

echo "$myTiffList"

num=0

for fileTiff in $myTiffList
do
    (( num ++ ))
    filePng=$(echo $fileTiff | sed -e "s/.tiff$/.png/")
    echo "$num  $fileTiff to $filePng"
    sips -s format png "$fileTiff" --out "$filePng" > /deev/null 2>&1
done

でも、本来ならば 「Excel for Mac 2011」で指定領域を画像としてexportするのが筋だろうな。残念な事にMSは耳を貸さんだろう。

出来れば、KeyRemap4MacBookの「Mouse Key」で精密なマウス・カーソルの制御が出来るだけでも大分違うのだが……。

折角だから、KeyRemap4MacBookでの「my flipped around APPLE Wireless Keyboard」 のレイアウト画面を一括読み出しをするスクリプトも作ってみた;

#!/bin/bash

# Show Keyboard Layouts within a Preview

open -F /Users/u1/Library/Application\ Support/KeyRemap4MacBook/myPrivateXml/PrivateXml_1.1.2/tiffs/Fig.*.png

————
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  1. 開始 2013-04-07(日) 17:39





2013-04-04

KeyRemap4MacBookの導入、その17: キー配置と編集指使い

今回までの成果をVer.1.1.1として纏める。

基本的な指配置(home position)を図1に示す;

図1 基本的な指配置(home position)の概略
  • 濃いグレーの部分が、示指と母指に対応する。
  • 中指、薬指と行くに連れて、ルーズになる。
  • 編集キーは、以下に紹介するように、「右手の示指」を中心に配置する様にした。
  • 上段中央の大きなキーは「⌘Z」なので、誤操作でも容易に取り消しが可能。
  •  「基本的な指配置(home position)」は、「示指・中指・環指の長さ」と「前腕の角度」に依って決まってくる。従って、もっと直線的な配置を好む場合は、ご自分で工夫されたい。

通常の入力時での簡単な編集操作は「示指と中指」または「中指と環指」の同時打鍵で行う。図2に示すように、両方向に矢じりが付いた矢印は、その矢じりの先のキーを打鍵した時に生じる効果と共に図示している。例えば、「J」と「I」とを同時打鍵すると「↩: return」となる;

図2 通常の入力時での簡単な編集操作
  • 「home position」の段で、「示指と中指」の左右方向に平行移動することで、「←、↩、→」。
  • 「home position」の段から1つ下の段で、「示指と中指」の左右方向に平行移動することで、「⌫、⌦」。
  • 「home position」の段から1つ上の段で、「中指、薬師」の左右方向に平行移動することで、「⇧、⇥」。
  • 「home position」の段で、「左右の示指」で内側を同時打鍵で「Alfred」呼び出し

編集操作が主に成って来た場合、「ε2」を修飾型の編集キーとするので、誤入力がなく安全性が高い。「ε2」とともに編集キーと成っているキーを図3に示す;

図3 「ε2」による集中編集モード
  • 大きく分けて、
    • 文字カーソルの全て「←、↑、→、↓」、削除「⌫、⌦」。
    • ⌘•(A, S, F, Z, X, C, V, R), ^U
    • (前の、後の)ウィンドウへのフォーカス移動
  • 「ε2」を使うには2つのモードがある;
    • シングル・クリックで使う、随時に使うモード
    • ダブル・クリックで入る、ロック・モード
      • このモードは「ε1またはε2」のシングル・クリックでロックが解除される。

さらに、大きなカーソルの動きが欲しい場合、「ε2」に「ε1」の随時修飾して、図4の様に動作させる;

図4 広範囲編集モード;「ε2」に「ε1」の随時修飾

黄色の6キーがこのモードである。
  • 「^A、^E」は、カーソルの有る行の左端、右端」に移動。
    •  カーソルの有る行の左端移動=ε1•ε2•"J"=ε1•「カーソル左1文字移動」の感じ。
    •  カーソルの有る行の右端移動=ε1•ε2•"O"=ε1•「カーソル右1文字移動」の感じ。
  • 「⇞、⇟」は、「page-up、page-down」。
    • ページ・アップ移動= ε1•ε2•"I"=Fn•「カーソル上1文字移動」の感じ。
    • ページ・アップ移動= ε1•ε2•"K"=Fn•「カーソル下1文字移動」の感じ。
  • 「左端⌫」、「右端⌦」は、現在のカーソルから「左端、右端」までを削除。
    • 「 左端⌫」=ε1•ε2•"N"=「⌘•⇧•←+⌫」の感じ。
    • 「 右端⌦」=ε1•ε2•"M"=「⌘•⇧•→+⌫」の感じ。
なお、「ε2」と「ε1」のロックは排他的である。これは「ε2」は文字カーソルのコントロールが主な目的であり、「ε1」はマウス・カーソルのコントロールが主な目的と構想している為である。


実験的な「CLI型Launcher」の様子を図5に示します;

図5 実験的な「CLI型Launcher」と特殊文字

修飾キーは「ε4」です。付録に「Mission control」の矢印キーも入れています。

当分、このバージョンで動作確認しながら、愈々、全く経験のない「マウス・カーソル」のキーボード制御に入ります。取り敢えず図3の「ε1」版の様なイメージと思っています。

ただいまKeyRemap4MacBookの「Mouse Key」を勉強中。大雑把な目安;

図6. 「Mouse Key」


参考のサイト
ーーーー
この記事の履歴
  1. 開始 2013-04-04(Thu) 00:19
  2. 追加 2013-04-04(Thu) 19:18  御本家でのQ&A
  3. 追加 2013-04-08(月) 18:57 「Mouse Key」


2013-04-02

KeyRemap4MacBookの導入、その16: private.xml中間まとめ

文章の入力と編集(文字カーソルによる)については、概略まとまった。
今後の整理の為に、private.xmlから注釈部分を切り出すスクリプトを作ってみた;
#!/bin/bash
# KeyRemap4MacBookのprivate.xmlからコメント部分を抽出する。
cat private.xml | grep -e "<name>" -e "<appendix>"| sed -e "s/^[[:space:]]*//" | sed "s/<appendix>/ <appendix>/"

其の結果は;
<name>My flipped around APPLE WIRELESS KEYBOARD</name>
<name>my Keyboard product id for experiment</name>
<name>Data Manipurational Shortcuts_flipped_around_with_QWERTY</name>
<name>⇧L•⇧R to CapsLock</name>
    <appendix>• ⇧L•⇧R to hold CapsLock </appendix>
    <appendix>• ⇧L|⇧R to release CapsLock </appendix>
<name>edit_privateXML definition</name>
    <appendix>• ~/bin/edit_privateXML → VK_OPEN_URL_APP_edit_privateXML.command </appendix>
<name>KeyCode::VK_OPEN_URL_APP_edit_privateXML.command</name>
<name>edit_private call</name>
    <appendix>• ε4•P → edit_privateXML.command open </appendix>
<name>reloadXML definition</name>
    <appendix>• ~/bin/reloadXML → VK_OPEN_URL_APP_reloadXML </appendix>
<name>KeyCode::VK_OPEN_URL_APP_reloadXML</name>
<name>reloadXML call</name>
    <appendix>• ε4•O → KeyRemap4MacBook: ReloadXML & open </appendix>
<name>Terminal call</name>
    <appendix>• ε4•T → open Terminal</appendix>
<name>ε5(SPACE) behaviour</name>
    <appendix>+ only ε5 → ⌘Z </appendix>
    <appendix>+   ε1•ε5 → space </appendix>
    <appendix>+   ε2•ε5 → ↩ </appendix>
<name>ε1,ε2 to lock and unlock</name>
    <appendix>• SingleClic(ε1|ε2) to unlock (ε1,ε2) all </appendix>
    <appendix>• DoubleClic(ε1|ε2) to lock (ε1|ε2) each </appendix>
    <appendix>•• wheres; ε1(F7), ε2(F5). radio-button action </appendix>
<name>my ε1•(J,O) during ε2-mode to ^(A,E) at a line</name>
    <appendix>• ε1•(J,O) during ε2-mode to ^(A,E) at a line</appendix>
<name>my ε1•(I,K) during ε2-mode to Fn•(↑,↓)=(page-up,page-down)</name>
    <appendix>• ε1•(I,K) during ε2-mode to Fn•(↑,↓)=(page-up,page-down)</appendix>
<name>ε1•(N,M) during ε2-mode to ⌘•⇧•(←,→)+⌫ at a line</name>
    <appendix>• ε1•(N,M) during ε2-mode to ⌘•⇧•(←,→)+⌫ at current line</appendix>
    <appendix>•  all delete of (left,right)-part from current cursor at current line</appendix>
<name>Diamond Cursors(J I O K) with (ε1,2) for flopped around QWERTY layout</name>
    <appendix>+ (ε1,2)•(J,I,O,H,_) to (←,↑,→,↓)</appendix>
<name>EXTRA1,2(f7,f5)•(aszxcvr) to ⌘•(aszxcvr) with  for flopped around with QWERTY layout</name>
    <appendix>+ ε1,2•(A,S,Z,X,C,V,R,-,+) to ⌘•(A,S,Z,X,C,V,R,-,+) </appendix>
<name>Editorial Key(ε5  Y N M) with EXTRA1(f7),EXTRA2(f5)  for flopped around with QWERTY layout</name>
    <appendix>+ ε1,2•(ε5,Y,N,M) to (↩,⇥,⌫,⌦)</appendix>
    <appendix>+ ε1,2•space(f6) to ⌘Z</appendix>
    <appendix>+ ε1,2•6 to ↩</appendix>
    <appendix>+ ε1,2•'\' to 'move to previous window' </appendix>
    <appendix>+ ε1,2•'•' to 'move to next window' </appendix>
<name>Mission Control(,L;. OP) with EXTRA4(⌥R) for flopped around with QWERTY layout</name>
    <appendix>+ ε4•(←,↑,→,↓) to ^•(←,↑,→,↓) for Mission Control</appendix>
<name>Simultaneous Key Control</name>
    <appendix>+ R*T,U*I to ⇧</appendix>
    <appendix>+ E*R,I*O to ⇥</appendix>
    <appendix>+ R*F,J*I to ↩</appendix>
    <appendix>+ E*D,H*U to ←</appendix>
    <appendix>+ T*G,K*O to →</appendix>
    <appendix>+ D*C,N*J to ⌫</appendix>
    <appendix>+ F*V,M*K to ⌦</appendix>
    <appendix>+ G*H to call Alfred</appendix>
<name>Extras(ε) to shift top-right 4 key</name>
    <appendix>• _  =  [   ] : without any:</appendix>
    <appendix>• -  +  {   } : with shift:</appendix>
    <appendix>• -  +  {   } : with ε1: </appendix>
    <appendix>• -  +  (   ) : with ε2: </appendix>
<name>5th(Bottom) line</name>
<name>0th(Top) line</name>
<name>1st line</name>
<name>2nd line</name>
<name>3rd line</name>
<name>4th line</name>
 これを元に、操作の「表と図」を作らないといけないなぁ。

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  1. 開始 2013-04-02(Tue) 22:02 

2013-04-01

KeyRemap4MacBookの導入、その15: 工作材料の入手

アマゾン検索では今ひとつピンと来ないので、東急ハンズ渋谷に行って来た。地下乗り入れは初めてだったが、エスカレータやエレベータの不備は、一頃のJR並みだった。帰りは自由が丘から大井町線を使ったが、快速が有るのをしった。
さて、材料としては、
  • クッションゴム系
  • キー・キャップの操作のヘラ、筆
を購入した;

図 ヘラ、筆(左側)とクッション・ゴム(上側)

クッション・ゴムとしては、写真にもある「日本エラスター製、滑り止めテープ、1x35x100(粘着剤付),溝幅7mm,SBR+EPT(非汚染性)」が厚み、感触、使い良さ、低価格で群を抜いていた。

ヘラや筆は未だ使っていない。

「LEDライト搭載ルーペ」を遂に買ってしまった。倍率x1.7程で好さそう。この階に喫茶店が有ったので、座ったらiMacと「日本語配列のWireless Kyeboard」が有ったので、触らせてもらった。なるほど「英数」「かな」が小振りの「スペース」の廻りにある。趣味は良いとは言えないが、「flip around」 とすれば、意外と良い可能性がある。

自分の「iMac late 2009」の付属だった「日本語配列のWireless Kyeboard」を出したので、ボチボチと検討するかな。

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  1. 開始 2013-04-01(Mon) 19:14

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