前回の記事で、ディスプレイ上に表示した色文字を「正三角形のプリズム」で屈曲・分散させると「赤い色」が「青い色」よりも強く屈曲するような不思議なデータとなった;
念のために「太陽光」について、同様の実験をした。結論を先に言えば;
- 太陽光では、「青い色」が「赤い色」よりも強く屈曲する」という通常のデータとなった。
今後の説明のために、簡単に設定を図に纏めました。
図1 全体
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図1 全体像:三脚の上部にプリズムを設置。
後方左側にパネル。 |
- 太陽光は、写真機(iPhone 6s plus)とプリズムの延長後方から入射している。
- プリズムの一つの頂角が太陽に向かうようにした。
- プリズムの右側面から太陽光は入射(30°)し、左後方のパネル方向に出射する。
図2 プリズムとパネル
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図2 プリズムとパネルの延長線上からの写真。 |
- 図1より右側に移動して、プリズムとパネルの延長線上ちかくから撮影。
- プリズムの入射面を「X」マークで表示。
図3 パネルの拡大
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図3 パネル拡大。 |
図4 パネルにアルミ製スケール
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図4 パネルにアルミのスケールを配置。 |
図4 アルミ製スケールに露光を合わせた
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図5 : 図4と同じ撮影ですが、
スケール部分に、iPhoneの露出(Exposure)を合わせた。 |
- 写真では分かりにくいが、肉眼では;
- 「5cm」の数ミリ左から、
- 「40cm」の数ミリ右まで、
- 「全幅〜6cm」までの連続スペクトルと見える。
- 屈曲の度合い;
- 青い光ほど左側で、強く屈曲し、
- 赤い光ほど右側で、弱く屈曲している。
- プリズムの幅は3cmで、そこからの屈曲光が208cmの距離で、6cm分散された訳だ。
この記事の履歴
- 開始 2015-12-29(火) 20:15
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