2013-03-22

KeyRemap4MacBookの導入、その12: 改良配置v1.1

長足の進歩が在った。切っ掛けはKeyRemap4MacBook.jpで、高山さんから「EXTRA1~5」を教えていただいた事に端を発します。
これは、通常のキーのうち、任意の5までを「EXTRA1~5: 、以下、ε1~5と略記」として登録すると、修飾キー(⌘、⌃、⌥、⇧、fn)と同様に修飾キーとして動作出来る仕組みです。言い換えれば、従来の修飾キーの定義に煩わされずに、好きな定義を作り出せる事を意味します、本当にファンタスティック!です。また、「2つのキーの同時打ち」という不安定な操作を不要にしてくれるのですから、凄い話です。

一方、今のキー・レイアウトでは、「⌘、⌃、⌥、⇧、fn、ε1、ε2、ε3」が全て「F1~F10」に割り付けられている。なので、他のキーと同時に打鍵しても認識されないという、俗に「2key-rollover問題」が起こる可能性が高いと言われています。そこで、「ε1(F7)、ε2(F5)、ε3(F1)」と他の通常キーとの修飾関係をテスト用のxmlを作って実験確認をしました。幸いな事に;
  • 「ε1(F7)、ε2(F5)、ε3(F1)」と他の通常キーとには、「2key-rollover問題」は皆無でしいた。
    • 具体的に言えば全てのキーに、εnの修飾をして、押されるとarrowを出す様にして、その時に、EventViewerや「Keyboard Viewer」で応76−監視するという方法を採りました。
もしも、「F8、F9、F10」を使っていたら、こんなに簡単に行かないで、諦めていたかも知れません。

さて、文字カーソルの制御(ε2中心)までを設定した状態のキーボードを図1に示します;

図1 文字カーソルの制御(ε2)の動作応答
 ここで;
  •  「ε1、ε2、ε3、ε4」は赤い四角枠。
  •  ε2を母指で押さえながら青い枠の菱形のダイアモンド・カーソル「N, J, K, M」を打つと「←、↑、→、↓」を叩ける。「fn」「⇧: shift」による修飾もOK。
  • 中指や母指のホーム・ポジションの近くには操作系の動作キー「↩、⇥、⌫、⌦、^A、^E、^U、^K」が豊富に定義されている。
  • ⌘・(A, S, Z, X, C, V,)も、ε2・(A, S, Z, X, C, V,)で操作ができる。
  • キーボードの丸い枠は、母指のホーム・ポジションをガイドする為に、第一関節近傍が軽く接して位置を認識しやすくするものである。慣れれば不要と思うが。

文字カーソル制御に指は慣れていませんが、時間の問題と思います。入力装置の場合;
  • 良貨は悪貨を駆逐
しますからね〜〜〜。

今後は、マウス・カーソルの制御(ε1中心)、数値入力(ε3中心)、直接ローンチャ(ε4中心)を徐々に整備したいものです。

それにしても、KeyRemap4MacBookには脱帽です。

ーーーー
  1. 開始 2013-03-22(Fri) 23:04 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

Terminalでの、なんちゃってViモドキ

近頃、ようやくKarabiner-Elementsに慣れてきたので、 Terminalで動作する「擬似Vi-Mode」を作って見たので、ご紹介します。 『概要』 「擬似Vi-Mode」の所以は、方向キー「←↓↑→」を通常の「hjkl」ではなくて「jkil」としました。これ...