2012-05-27

外置きファンによる冷却

昨年は、温度が高くなるとルータやパソコン系に横から扇風機を当てていた。

本当は「外付けファン」を機器の上に乗せたかったのだが、右足が不調で出て歩けなかった。先日、秋葉原にいったので「外付けFan, 12V, 0.07A,ファン直径11cm、 中国製@580円」を入手したのでテストしてみた。

実験用電源で、動かすと5~15Vで動く。12Vで~0.07Aだった。DCモータだから、極性をかえると逆回転するかと思ったら、動かない。調べてみると、簡易パルス駆動回路がはいっているらしい。

部品を整理していたら「トランス型の電源、9Vdc, 0.5A」が出てきたので、電圧を見ると14Vもでていた。まず2個を並列に入れると13V, さらに3個を並列にすると12Vになっていた。 この調子なら、あと数個を追加する事も可能そうだ。

で、実装の状況を示します;

1 Mac mini(mid 2011)

  • 昨年購入していた放熱器(黒いアルミ・ダイキャスト)の上に置いた。
  • 空気はファンの上から吸い込まれ、放熱器のキャナルに沿って、左右方向に拡散。
    • プロペラは天井側。

2 Time Capsule (1TB)
 

  • 隙間(1cm強)を作る為に、M4のローレット付きのネジを付けて、振動防止にクッションゴム(住友3M, B-030) をローレットの頭に接着。
  • 空気はファンの上から吸い込まれ、全方向に横向きに拡散。
    • プロペラは天井側。 

3 PR-S300SE

  • この筐体はメッシュ構造なので、内部の空気を引き出す方が冷却効率があがりそうだ。従って、この場合、プロペラ面を下にして、密着させた。簡単に接着させるために、「KOKUYO, ひっつきシート」をファンの四隅に付けた。
  • 内部の空気が上方に向かって吸い出され、そのまま上方に拡がる。
    • プロペラは床側。 

昨日、今日と動かしているが、騒音とか振動の問題はない。あ

まだ室温が27℃以下なので、効果のほどはまだ判らない。でも、ほとんど「暖かみ」が感じられないので、期待が持てる。

たったこれだけの電力;12V*0.07A=0.84Wで、表面を室温に固定できるとは...。

また、微風が上から落ちてくる感触は、意外と善いなぁ。

夏場になれば、扇風機の横風は欠かせないだろうな。


4 その後

2日ほどの連続運転でも問題はなかったので、これでOKと思った。仔細にチェックすると、「PR-S300SE」と「Time Capsule」は完璧に近い感じで運転しているが、「Mac mini」の底は指で触ると暖かい。

そういう意味では「Mac mini」が熱的にシビアな事を如実に物語っているので、至急、「PR-S300SE」のファンを流用して、その底から外気を吹き付ける事を検討した。

単純に、棚の面に直接ファンを乗せ、その上に「Mac mini」を乗せてみた。流石に重い為か、プロペラが棚に接触してしまう。アルミのLアングルで棚の上下から挟むようにすれば、行けそうだ。

暑くなる前に、急いで作る事にした。



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  1. 開始 2012-05-27  (日) 13:34
  2. 追加 2012-05-28  (月) 19:38 「4 その後」

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