前回の報告「
キーボードとトラック・パッドの配置の実験」で制作したフレームは、位置を動かすとバラバラになりやすかったので、改良版を作った;
- KB-TPの部分の底板と、パームレストの部分の底板とを、2つの蝶番(ちょうつがい = hinges)で連結し、傾きを調整しやすくした。
- 全体をアルミニウムの浅いCチャンネルで作り、移動しても壊れにくくした。
ところが、実際に作ると;
- 壊れなくなったが、全体が重く、
- 高さの調節がまだ難しい。
という結論になった。
そんな最中に、有楽町に所用で行ったので、アップル銀座に展示されている「MagicWand」を見ようとした。ところが、もはや扱っていないとのこと。外付けHDDケースも買いたいので、秋葉原の秋葉館にいったら、「MagicWand」よりも「
Henge Docks:: CLIQUE」 を勧められた。これをベースに自作の蝶番連結板を取り付けると、スマートな配置実験が達成できると思えたので、購入した。
- 値段は「3680円」でやや高め。
- 「 Henge Docks の説明」では、「英国・欧州むけには、$24.95」らしい。
- 今回は、実験部品と考えると、構造も確りしているし、トラックパッドの電源ボタンも工夫しているし...。
早速、これをトライしたので報告する。
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図1CLIQUEの裏面にヒンジ付き板を固定。M2のネジで固定。 |
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図2 FILCOのパームレストとの組み合わせ。無難。 |
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図3 ベニアのパーム・レストと母指レスト(位置ガイド付き) |
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図4 母指レスト(位置ガイド付き:白い低反発樹脂)の拡大。 |
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図5 タッチ・タイピングの待姿勢。 |
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図6 右の母指が右側のガイドにズレて、(return)を打に移動中。 |
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図7 右小指がさらに右のガイドに移動して、中指が「↑」の寸前。 |
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図8 左手で(F)に待機し、右手は(command)へ移動中。 |
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図9 左手で(tab)にアクセス。 |
母指レストとポジショニングのガイドは、自分の様に「不完全なタッチ・タイピング操者」には;打始めの不
- 安定動作を抑制するのに効果的で、
- 制御キー、矢印キー、トラックパッドとの連携もスムーズ。
なお、図3以降のセッティングでは、パームレストの面から見て、トラックパッドの面は
前方に20°ほど傾いている。
当面、上記パラメータは固定して、パームレストの形状や接触感などに注目したい。
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- 開始 2012-05-26 (土) 01:33
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