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2012-05-26

キーボードとトラック・パッドの配置の実験 その2

前回の報告「キーボードとトラック・パッドの配置の実験」で制作したフレームは、位置を動かすとバラバラになりやすかったので、改良版を作った;
  • KB-TPの部分の底板と、パームレストの部分の底板とを、2つの蝶番(ちょうつがい = hinges)で連結し、傾きを調整しやすくした。
  • 全体をアルミニウムの浅いCチャンネルで作り、移動しても壊れにくくした。
ところが、実際に作ると;
  •  壊れなくなったが、全体が重く、
  • 高さの調節がまだ難しい。
という結論になった。

そんな最中に、有楽町に所用で行ったので、アップル銀座に展示されている「MagicWand」を見ようとした。ところが、もはや扱っていないとのこと。外付けHDDケースも買いたいので、秋葉原の秋葉館にいったら、「MagicWand」よりも「Henge Docks:: CLIQUE」 を勧められた。これをベースに自作の蝶番連結板を取り付けると、スマートな配置実験が達成できると思えたので、購入した。
  • 値段は「3680円」でやや高め。
  • Henge Docks の説明」では、「英国・欧州むけには、$24.95」らしい。
  • 今回は、実験部品と考えると、構造も確りしているし、トラックパッドの電源ボタンも工夫しているし...。

早速、これをトライしたので報告する。
図1CLIQUEの裏面にヒンジ付き板を固定。M2のネジで固定。
図2 FILCOのパームレストとの組み合わせ。無難。

図3 ベニアのパーム・レストと母指レスト(位置ガイド付き)
図4 母指レスト(位置ガイド付き:白い低反発樹脂)の拡大。
図5 タッチ・タイピングの待姿勢。
図6 右の母指が右側のガイドにズレて、(return)を打に移動中。
図7 右小指がさらに右のガイドに移動して、中指が「↑」の寸前。
図8 左手で(F)に待機し、右手は(command)へ移動中。
図9 左手で(tab)にアクセス。




母指レストとポジショニングのガイドは、自分の様に「不完全なタッチ・タイピング操者」には;打始めの不
  • 安定動作を抑制するのに効果的で、
  • 制御キー、矢印キー、トラックパッドとの連携もスムーズ。
なお、図3以降のセッティングでは、パームレストの面から見て、トラックパッドの面は前方に20°ほど傾いている。

当面、上記パラメータは固定して、パームレストの形状や接触感などに注目したい。


【関連記事】
  1. Mac mini (mid 2011)のキーボード,マウス,トラックパッド

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  1. 開始 2012-05-26 (土) 01:33

2012-05-11

「Magic Trackpad」操作時の手・腕の動作の特徴

前回の記事 「キーボードとトラック・パッドの配置の実験 」でAppleの「Wireless Keyboard」や「Magic Trackpad」を軽快に利用する要件;
  • それらの機器のユーザ側を高く傾けて、
  • その前にパームレスト(FILCO, 底の横幅38.5cm)の前側を高く設置する。
が、安定的な操作に効果的だと言う結果となった。

そこで、今回は、「Magic Trackpad」を操作するときの「指や掌」と「前腕」との運動を観察したので、まとめてみる。大きく分けて「Magic Trackpad: 以下TPと略」を「水平面での使用」「傾斜フレーム(「キーボードとトラック・パッドの配置の実験」)での使用」とについて比較した;

1水平面での使用
  • 図1.1 手を脱力してTPに置いた。指先はすべてTPに接触している。掌は床に接している。;
    •   光源はほぼ真上から照射しているので「指の影から指先がTPに接触している」のが判る
  • 図1.2 手首関節にトルクを入れて、「指や掌」を引き起こした。この姿勢は手首に負担が掛かるのを実感する。ただし、掌の一部はまだ床に接している。
    • 「指先」と「指の影」とに隙間ができている。そこで、「指先がTPから浮き上がった=『手甲側に屈曲=背屈』している」のが判る。
  • 図1.3 「図1.2の手首関節の角度」は保持をしたまま、前腕を前方に押し出した。「指や掌」は『前進・掌屈』をした。影の位置を図1.1と比較してほしい。
    • 掌と床との摩擦力が後方に向かうので、「掌屈」野結果、指先がTPに接触してしまった事に注意。
  • 図1.3 「図2の手首関節の角度」は保持をしたまま、前腕を後方に引いた。手首の皺から手首関節が強く伸展しているのがわかる。手首関節のトルクは増大していないし、負担も増大していない。掌は床から離れてしまっている。
    •  掌と床との摩擦力が前方に向かうので、「指や掌」は『後進・背屈』をした。「背屈」の結果、手首に強い皺が出来ている。
2傾斜フレームでの使用
  • 図2.1 図1.1に対応する:指の先端は前傾しているTPに接触している。掌の母指球部や小指球部はパームレストの半分くらいの位置で接触している。パームレストの段差部分に乗せている感触。

    • 前腕は傾いているが、リラックスしている。
  •  図2.2 図1-2に対応している;軽く手首関節にトルクを発生して指をすべてTPから離している。図1-2よりも手首関節に負担は少ない。掌のパームレストとの接触位置は図2.1と変わらない。
    • 自然と前腕の加重が背屈を補助しているのかもしれない。
  •  図2.3 図1-3に対応している。操作意識としては「前腕を前進させる」のだが、運動の感覚では「手首関節が伸展して、指先が前進する」といった感じである。中指の先端が曲面部分まで達しているがすべての指先はTPから浮いたままである。
    • 掌のパームレストとの接触面は、多少上昇しているが、十分な接触感が保持されている。
  • 図2.4 図1-4に対応している。丁度、図2.3の操作意識や運動感覚が逆になるだけである。ここまで後退しても、指先がTPから際立って離れていない事に注意すべきだろう。
    • 掌のパームレストとの接触面はほぼ消失している。手首関節の部分がパームレストと接触を保っている。

3 前方傾斜の配置の特徴

  • 指の運動したい方向と、手首の運動したい方向が一致するので、操作感覚がスムーズとなる。
  • 手首関節の屈曲・伸展を手首関節の屈曲・伸展で操作しようとすると疲れやすいが、前腕の前後運動に伴って、掌とパームレストとの摩擦を利用して手首関節のコントロールを意識できるようになり、手首の負担も低減するようだ。

4 今後の課題

  • 現在、キーボードの利用感触は概ね、良好である。
  • TPのパームレストには、さらなる工夫の余地を感じる。
  • 全体の高さをどの程度まで低くできるかを知りたい。
  • 現在の「前方が高いデザイン」を「後方が高いデザイン」に換える方法を模索したい。これが出来れば、高さが低くなるので、ノートなどの資料操作との連携がたかまり、スペース・ファクタも改善できる。


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このポストの履歴
  1. 開始: 2012-05-11-20:57(JST)
  2. 追加: 2012-05-12  (土) 12:31

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